社畜、絡まれる
「さっさと冒険者登録しちゃうか。」
お〜!みんな強面だなぁ。ひょろひょろしてるのは魔法使いかな?
「受付は...あそこだな。」
「邪魔だ。」
「は?」
なんだこいつ。急に横入りしてきたんだけど?
「あ?大人しく従えやガキ。」
「ちっ。」
随分とマナーの悪いやつがいたもんだ。
「ガキはそっちだろ低脳が。」
「なんだと?もう1回言ってみろ。」
おー。血管すごいな。
「何回でも言ってやるよ、低能。」
「どうやら死にたいようだなぁ!」
ちょうどいい俺の力がどんくらい通用するか試してみよう。
「なんだ、喧嘩か?」
「ジェンに絡まれるなんてあいつも運がねぇなぁ。」
「あの人そんなに有名なんですか?」
「ああ、嬢ちゃんは最近入ってきたばかりだから知らないのか。あいつはD級のジェンってやつでな、初心者狩りで有名なんだよ。あんたも気をつけな。」
なるほど、ジェンっていうのか。
「死にたいわけじゃないんだけどな。ただ真実を言っただけで。だって低能は事実だろ?」
「死ねぇぇぇ!!」
血管あんな浮き上がらせて。早死にするぞ?
「遅いなぁ。剣を使いこなせてない。」
こんなん手刀で一発だ。
「がはっ!?」
うんうん。きれいに決まったな。
「うーん、これがD級か。」
弱すぎないか?
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