社畜、取り乱す
「結構レベル上がったな〜!」
やっぱレベルが上がってできることが増えると楽しいな!昔やってたRPGゲームを思い出す。
「星も綺麗だな〜!」
都会の夜空とは大違いだ!
「......星?」
もう夜じゃん!早く帰らないと怒られる!
「うおー!間に合えー!!」
「はぁはぁ。もうすぐ村か!...え?」
なんだよ、あれ。魔物?なんでみんな倒れてるんだ?
アークの視線の先には火が広がり破壊されている村と魔物に殺されている村人の姿があった。
「い、いやー。この世界にもハロウィンってあったんだなー。」
【いえ、ハロウィンというイベントはこの世界にありません。】
「あ、じゃあエイプリルフールか!」
【エイプリルフールもありません。】
え?じゃあなんのイベント?
【イベントではありません。村人は魔物に襲われ死んでいます。】
「.....『知の女神』も冗談言うんだな。」
【事実です。】
そんな....嘘だっ!
「くそぉぉぉ!!」
なんでこんなことに....。
【モンスタースタンビートが起こり村を襲ったようです。】
こいつら全部倒せばいいんだな。
【それはほぼ不可能だと考えます。】
なんでっ!
【マスターの実力ではあれらの魔物を全て倒すのは難しいです。】
名前 −
種族 オーク D級×10
性別 雄
年齢 10歳
称号 豚野郎
レベル 30
HP 240/240
MP 80/80
攻撃力 470
器用さ 115
耐久力 530
素早さ 100
魔法力 15
精神力 50
運 40
スキル
繁殖lv9 斧術lv19
名前 −
種族 ゴブリン E級×20
性別 雄
年齢 5歳
称号 −
レベル 15
HP 125/125
MP 35/35
攻撃力 170
器用さ 80
耐久力 50
素早さ 150
魔法力 10
精神力 20
運 27
スキル
繁殖lv7 剣術lv2
「.........こいつらが村のみんなをっ!」
【マスター?】
こんな醜い奴らに殺されたのかっ!
「絶対に許さないっ!」
「ぶも?ぶもぉぉ!?」
アークは村に突っ込み一体のオークを斬りつけた。
まずは一体!
「さっさと死ねや!うらぁ!!」
「ぐぎゃあぁぁ!?」
「汚ねえ声出すんじゃねえよ!」
二体!
【ピコン♪ 称号『勇気ある行動』を獲得しました。レベルが上がりました。エクストラスキル『無詠唱』を獲得しました。称号『大物喰い』を獲得しました。エクストラスキル『狂戦士』を獲得しました。】
「うおおぉぉぉぉ!!」
【ピコン♪ 『狂戦士』が発動しました。】
三体、四体、五体っ!
「おらぁぁぁぁぁぁっ!!」
六体、七体、八体っ!
「がっ!?」
痛......い.......。
一体のオークがアークの頭に棍棒を振り下ろした。
「く....そ....っ!」
【限界です。逃走を提案します。】
それはできないっ!こいつらを殺すまで俺は逃げない!
【.....『火魔法』の使用を提案します。オークはとても燃えやすいのでゴブリンも巻きこめる可能性があります。】
.......っ!!サンキュー!
「俺の全魔力、持ってけ!『業火の海」!!」
魔法を発動すると同時にアークは気絶する。アークが放った炎は、全てを焼き尽くした。
「...んぁ?」
......そうだ。確か最後に火魔法を使って気絶したんだ。
【気絶で済んだのが奇跡です。普通自分のレベルに合わない魔法に全魔力を込めて発動したら無事ではすみません。】
ははっ.....。魔物共は?
【マスターの魔法に巻き込まれて灰になりました。正直ここまで上手くいくとは思いませんでしたが、ステータス上昇系のスキルと称号のおかげでなんとかなったようです。】
そっか.....。生き残った人はいる?
【.......マスターが到着した時点でほぼ全滅でした。】
そっ.....か......。
「俺は、弱いね。」
ほぼ全滅ってことは助けられる人がいたかもしれないってことだ。俺にもっと力が有れば....っ!
「くそっっっっ!」
二度と、もう二度と人を殺させない。
「強くなろう。」
そして、この世界の悪を根絶やしにする。
「ギルドに入りたいな。」
この世界には冒険者ギルド、商業ギルドなど様々なギルドが存在している。
冒険者ギルドなら俺を強くしてくれそうだ。
【冒険者ギルドは15歳以上でないと登録できませんよ。】
「だったら、それまで自力で強くなろう。」
ひとまずこの辺りの魔物を余裕で倒せるようにするか。
これから約10年間、アークはひたすらレベリングをし続けることとなる。
いよいよ社畜の冒険が始まります!
ブックマーク、感想、評価、レビュー、Twitterのフォローをよろしくお願いします!
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎←これ押して!
Twitterアカウント→https://twitter.com/syachiku126