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封印されてた化物シリーズ

化け物を見てしまったきつね

作者: ようせゐ

きつねが幸せになれない話です


                        

今ではない、いつか、ここでは無い、どこか、そんなところの話。


これは、そこな所に居た、きつねの話。


そこなきつねは、賢く好奇心があるきつねだった。


そんなきつねはうさぎ達が噂しているのを聞いた。聞いてしまった。


「封印されてた、化け物の話、知ってる?」


「うさぎが封印を解いたらしいね」


「そのうさぎは食べられたんだって」


その話が気になってしまったきつねは化け物が封印されていた場所に行った。 


そう、行ってしまったから、行かなければ、けれど、もう、終わったことだから。


命が消えると知っていても、やはり、きつねは行ったのだろう、好奇心のままに。


それでは話は戻る。


きつねは化け物が封印されてた場所を覗いてみた。


そして覗いた途端。


〈バクン〉と食べられた。


きつねはすぐに胃液で溶けてしまった。


けれどうさぎの魂がきつねが食べられた時に脱出できた。


だからきつねが食べられたのに意味があったと言えるかもしれない。


きつねはうさぎの代わりに死んでしまった。


うさぎは…脱出できたのが良かったのか?


どう思いますか?

うさぎは幸せになれましたか?


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