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はじめての戦闘と…

第2話チュートリアルの表現を一部変えさせていただきました。

内容に変更はありません。すみませんm(__)m

「うぐっ!つっ!」

優希は部活の経験から囲まれてもあせらなかったが、ウルフの起こすかまいたちをうまく避けることができずに腕や足に傷を負ってしまった。


「はぁ!はぁ!そういえば魔法も使えるみたいだけどどう使えばいいんだろう…」

「ほんと、あのチュートリアル雑じゃん!!せいっ!」

魔法の使い方も教わってないのに戦闘をしていることに、今更キレている優希であった…


そんなことを考えながら剣を振っていたため、ウルフに背後をとられてしまった。

あー、ミスったなーなんて考えていると森の方から矢が飛んできて、優希のすぐ横を通って背後にまわったウルフを仕留めていた。

「わっ!あぶな!でも、助かったかも…せいっ!」

いきなり飛んできた矢に驚きつつも、注意のそれたウルフを切り飛ばすことに成功した優希。


もう1体がどこに行ったのか探そうとして振り向いたら、頭を矢に射られたウルフが目の前にあらわれた。

「うひゃ!」

優希は思わず悲鳴をあげて盛大に尻餅をついた。

それと同時に森の方から人が出てきました。


「ねぇ、あなた大丈夫?」

「はい、大丈夫です」

「ボクはユキって言います。助けてくれてありがとうございました。」

「私はクルミよ。気にしなくていいわ。

困ってる人を助けるのが冒険家の役目だからね。」

見た感じ160㎝くらいのロングの黒髪のお姉さんはそう言って笑いました。


「傷にはこの薬塗っておいてね…かすり傷ばっかりだからすぐに治るわ。」

優希は薬を渡されたので傷に塗ってみたもののしみたりすることはなく、不思議と楽になりました。


「あ、あと聞きたいこととかある?わかることならなんでも答えるわよ」

急にそんなことを言われて焦る優希だったが1つだけ疑問に思ってることがあった。

「クルミさん、森の中…かなり遠くからウルフの頭を射ましたよね?どうやったんですか?」

「私は風の魔法を使って矢を放ってるの。風にのせて運んでもらってるかんじかな…だから好きなところを狙うことができるの」

「そんな魔法もあるんですね…」

魔法を使って直接敵を倒すのではなく、魔法をサポートに使っている工夫に感激した優希。


クルミはふと思ったことを言った。

「ユキちゃんは魔法使えないの?」

「いえ、適性はあると思うのですが、使い方がよくわからなくて…」

(使い方がわからない……どういうことかしら)

「…ちょっと詳しく話聞きたいんだけど、私の家に来てくれる?」

「は、はい。」

優希の言葉にクルミは急にこわい顔をして言ってきたので、

あわてて返事をしてしまった優希であった。


「私の家はここから近いから安心してね。」

そんな優希の様子に気がついたのか、クルミは優しく微笑むのでした。

優希は魔法の使い方ってどんなものなんだろう?と内心首をかしげながらもクルミについていくのでした。







いきなりの戦闘でしたが、どうにか助かった優希でした。


明日の夕方までには次話投稿できると思います。


楽しみにお待ちください。

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