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チュートリアル2

「え?ええーーー」

優希はいきなり風景が変わったことに驚いて、叫んでしまったが…

どこからともなく声が聞こえてきた。


『ユキ、落ち着いてください』

「なんで私の名前知ってるのよ‼?」

『落ち着きなさい!』

「………はい。」


名前を呼ばれたことで余計に驚いて、思わずツッコミを入れて落ち着きのなくなった優希だったが、謎の声に命令された途端に感情を無理矢理押さえ込まれる奇妙な感覚を体験して落ち着いたのだった。


『状況を説明します』

「…はい、お願いします。」

『あなたはユキです、正しくは優希が作り上げたキャラクターです』

「…意味がわからないです。」

『こちらをお渡ししますので確認してください』


声が途切れたと同時に目の前に鏡が現れ、優希ユキをうつしました。

「…嘘でしょ…」

『冒険家のチュートリアルをはじめます』


先程まで自分が作っていたキャラになってしまったことがいまだ納得できませんでしが、謎の声はどこかで聞いたことのある言葉を伝えてきただけでした。


『使う武器を選んでください』

『剣、杖、弓』

「剣をちょうだい!」

実は優希はもともと剣道部に所属していたのです。


『支給品を渡します』

声と共に空から剣が降ってきました。

<ショートソード>

普通の鉄で出来ている剣。


『報酬の受け取りを確認しました』

『これで、チュートリアルを終了します』

「え?戦闘のチュートリアルは?ねぇ!」

あわてて優希は叫びますが、謎の声から返事が帰ってくることはありませんでした。


そして、森から狼のような生き物が数体出てきました。

優希はあわてて木の陰に隠れました。

オオカミのような生き物を見たときに名前が頭のなかで浮かびました。

<フォレスト・ウルフ>

森に生息するウルフ。

つねに3~5体で行動する。

風の力を使いかまいたちを起こす。


今回は幸運なことに3体でした。

優希は木の陰から飛び出し、奇襲を仕掛けました。

「せいっ!」

気合いの入った一撃を放ったものの、ウルフは嗅覚で優希の位置を把握していたために避けられてしまい、囲まれてしまいました…



次回の投稿は明日の夕方までにはしたいと思います。

戦闘シーンも頑張って書いてきます!


優希の運命は…

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