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いきなりバトル
二年一組__
「長門〜、生徒会からお呼びだしだよー」
彼女の親友、宮崎 陸奥が五ヶ瀬川 長門を呼び出した。
「何?生徒会が何の用?」
「何の用ではない!!何で生徒会を雑用みたいに扱うの!?」
「生徒会は、ご利用頂く為にあるんでしょ?早く仕事を__」
ドゴッ!!
「・・・」
「・・・ふざけるなよ」
私は彼女を本気で殴る。
「・・・君さー、先輩を殴るって、なってないよね」
「やる気ですか?せ・ん・ぱ・い?」
先輩は思いっきり皮肉たっぷりで言った。
「やる気よ?」
「久々にバトルか・・・いきなり能力フル活用しよ」
「へー、貴方も能力者なのね。面白い・・・。『鉄の処女』!」
突如私の後ろから、本当に鉄の処女が出てきた。
「あっぶな!」
私は何とか避ける。
「しゃーない・・・一撃必殺!『即死のチート技』!」
「っ!?」
私はまた彼女をぶん殴り、気絶させた。
結局その日は、何かバトルして終わった。
特に激しいバトルでも無い。
正直、生徒会はやっていたくない。
けど、バトルが楽しいから続けられる。
「・・・こんな私で大丈夫なのかな」
「ん?何が?」
「・・・日向・・・いや、なんでもない」