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雑用はもう飽きた
「会長〜!」
副会長、北見 日向が駆け寄って来た。
「何?」
私、赤城吹雪はぶっきらぼうに答える。
「えーっと、仕事の件だけど・・・。探し物」
「あー!もう、いい!折角生徒会長になったのに、何で雑用ばっかなの!?いい加減にしてよ!」
私ら日向の言葉を遮り、机を勢い良く叩いた。
「もう我慢の限界!!依頼主は!?」
「い、依頼主は・・・五ヶ瀬川 長門さんですが・・・」
「わかった!今すぐ殴り込みだ!」
「はい・・・えぇ!?殴り込み!?」
私達は五ヶ瀬川 長門の居る、二年一組に向かった。