始まり
―魔法・科学・異能・宗教が入り交じる世界での、1人の少年の話―
「義兄さん、朝ですよ。早くしないと転校初日で遅刻してしまいますよ。」
義妹の彩がいつものように優しく起こし―
「いい加減にしないと義兄さんを朝食にして食べてしまいますよ?」
くれなかった。
俺の名前は「京極 和人」今日からベテラ魔法高校に転入することになった高2だ。色々あって右目を怪我しているため、現在眼帯をしている。んで義妹の「京極 彩」同じくベテラ魔法高校に転入する高1だ。彩は見た目は人間だが鬼族の娘で、これまた色々あり俺が義妹として引き取ったのだ。なので先程の冗談(だって俺は信じたい…)は結構背中がゾクっとする。
ここ数年は人とそれ以外の種族の仲は良好で、魔法や科学を学ぶ為に学校に通う光景は当たり前になった。
それまでは教会などから迫害を受けたりしてよく戦いになったりしたが、ここ最近即位した教皇が「敵意なき者とは戦わず」というスローガンで次々と他の種族と和解したのだ。
そのほk「義兄さん、これ以上説明がウダウダ続きますと、読者の皆様が飽きてしまいますよ」
我が義妹ながら容赦がない…
「そうだな。じゃー、朝飯食って登校するか」
「はい。今丁度義兄さんを丸焼きにするフライパンが温まったところです。」
「あれ!?冗談じゃないの?」
スッチャカメッチャカあったが朝食を終え、彩と登校してるいと、
「君が噂の転校生?」
と後からベテラ校の制服を着た女子に話しかけられた。
「はあ。そうですけど…」
「おっと~。急に声かけて悪いね~。驚かせちゃったかな?見ない顔だったからついね。私は2-Bの佐々木 美穂だよ。君は?」
「俺は京極 和人。こっちは義理の妹の彩。」
彩も「どうも」頭をさげると
「へ~、鬼の義妹さんか~。宜しくね~。じゃ~また学校で~」
とタッタと佐々木さんは学校に行ってしまった。
「義兄さん。あの人なかなか強いですね。」
「そうだね。魔力の波長で彩が鬼だってスグに見抜いたね。」
魔力の波長とは名前の通り、個々の魔力の波で指紋と同じく1つとして同じものがないが、ある程度の波長で血統や種族を判別することは可能である。
「いい眼を持っているんだね彼女。それに彼女自身も、なかなかの魔力だ。1度戦ってみたいね。」
「何故、いつも義兄さんは戦いが好きなクセに自分から仕掛けないのですか?」
「何でだろうねー。」
「まあ、私も人のことは言えませんがね。」
「とりあえず、さっさと登校しますか。」
「そうですね、義兄さん。」
と、新しく入る学校のレベルに期待しながら俺らは登校していった。




