①違和感を感じるキッザニアパビリオン説明
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4章では、構造は起動された。
それは単なる体験ではなく、実際の判断の流れとして接続され、参加した者はその中で役割を与えられた。
判断は上から降りてくるものではなく、全体の中を循環しながら統合されていく。
そしてその流れは、一度きりの出来事ではなかった。
同じ構造の中で、同じ形式が繰り返され、新たな参加者が、その中へと組み込まれていく。
それは教育として認識され、体験として受け入れられ、疑問を持たれることなく継続していく。
だがその過程である変化が起きていた。
それは外からは観測できない。
だが確実に、その内部に入った者の中に、何かが残り続けている。
判断の順序。
優先の基準。
選択の感覚。
それらは一時的な経験としてではなく、繰り返しの中で、徐々に固定されていく。
そしてこの段階で構造は、外部に存在するものではなくなっていた。
第5章では、その状態が日常として現れる。
構造はすでに成立している。
それはもはや、体験ではない。
現実の一部として、静かに機能し続けている。
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その日も、いつもと同じはずだった。
入口を抜けた瞬間、子どもたちの声が広がる。制服を着た子どもが走り、親たちはスマートフォンを構え、明るい音楽が流れている。
東京・豊洲のキッザニア。
その一角にある、日本サイバーサイジング社のパビリオンは、今日も長い列ができていた。
「次の回はこちらでーす!」
緑の制服を着たスタッフが手を振る。子どもたちは嬉しそうに駆け寄り、順番に中へと案内されていく。
室内に入ると、空間は二つに分かれていた。
左側には、デスクと書類、パソコンが並ぶエリア。右側には、大きなモニターとサーバー模型、プログラミング端末が並ぶエリア。
「ここでは、日本サイバーサイジング社の二つの仕事を体験してもらいます」
スタッフが笑顔で説明する。
「ひとつは、会社を動かす仕事。もうひとつは、システムを動かす仕事です」
「会社を動かす仕事ってなに?」
前列にいた子どもが聞く。
「総合事務職です」
スタッフは左側を指さした。
「人事、経理、総務、企画。人を採用したり、お給料を管理したり、会社のルールを作ったり。会社がちゃんと動くように支える仕事です」
「じゃあ、パソコンの方は?」
「技術専門職です」
今度は右側のモニターを示す。
「システムエンジニア、ITエンジニア、サーバーエンジニア、インフラエンジニア、ソフトウェアエンジニア、プログラマー。ネットワークをつなげたり、プログラムを書いたり、世界の仕組みを作る仕事です」
子どもたちの目が輝いた。
「今日はどっちも体験してもらいます」
その前に、スタッフは中央の大きな画面を切り替えた。
そこに、会社の言葉が映し出される。
企業理念
『最高のITビジネスサービスをお届けする』
ビジョン
『善を持って技術を扱うこと』
子どもたちが、たどたどしく声に出して読む。
「さいこうの……あいてぃー……びじねす……さーびす……」
「ぜんをもって、ぎじゅつをあつかうこと?」
スタッフはうなずいた。
「そう。日本サイバーサイジング社は、ただ便利なものを作る会社じゃないんです」
「便利なだけじゃなくて、ちゃんと人の役に立つこと、困っている人を助けること、悪いことに使わないことを大事にしている会社なんだよ」
「『善』って、やさしいってこと?」
女の子が聞いた。
「うん、それもあるよ」
スタッフはしゃがんで目線を合わせた。
「強い技術を持っていても、それを人を傷つけるために使ったらよくないよね。だからこの会社は、技術を使うときに“正しいことかどうか”をいつも考える会社なんです」
別の子どもが手を挙げた。
「じゃあ、ゲームでずるするのは、善じゃない?」
周囲に小さな笑いが起きる。
「そうだね。ずるをしないことも大事だし、誰かを困らせないことも大事」
「この会社は、技術を使って世界を便利にするだけじゃなくて、ちゃんと良いことに使うって決めてるんだよ」
スタッフは少し微笑んだあと、言葉を続けた。
「みんな、アダソン夫妻代表やサイバーサイジング社のことは知っている子も多いんじゃないかな?知らない子はパパやママも知っているんじゃないかな?」
子どもたちの何人かが、すぐにうなずいた。
「知ってる!」
「テレビで見たことある!」
「私あの人たちのバービー人形持っている!」
「あの人たち、外国のえらい人だよね?」
「そう。創業者であり経営者でもあるアダソン夫妻は、世界中で知られている存在なんです。また過去には夫妻がバービーとしてもいくつかの種類が販売され世界中で社会現象になる程話題になり、即完売となりました。」
「二人とも、もともとはFBIで働いていた人たちでした」
「えーっ!? 警察みたいな人?」
「そういうふうに思ってくれていいよ。悪いことを止めたり、人を守ったりする側にいた人たちが、そのあと会社を作ったんです」
「じゃあ、すごく強い人たちなんだ」
「うん、強いだけじゃなくて、すごく有名な人たちでもあります」
スタッフは画面を切り替えた。そこには夫妻と天皇皇后が対面していた写真が表示される。
「2018年には、夫妻が来日して、皇居に招かれて、天皇皇后両陛下とも面会しました。そのときは世界中で報道されて、すごく話題になったんだよ」
「見たかも!」
「ニュースでやってた!」
「お母さんがすごい会社だって言ってた!」
スタッフはうなずき、さらに画面を変えた。
「そして、この会社がどれくらい大きいのかも、少しだけ紹介するね」
子どもたちがモニターを見る。
世界地図が表示された。
「サイバーサイジング社は、1999年にアメリカで生まれた会社です」
「そこから世界に広がって、今は全部で――」
画面に数字が表示される。
「125の支社があります」
「えー! そんなに!?」
子どもたちがざわめく。
スタッフは少しうなずいた。
「じゃあ、その会社がどんな仕事をしているのかも、少しだけ紹介するね」
画面が切り替わる。
「サイバーサイジング社の仕事は、大きく分けて4つあります」
「4つもあるの?」
「一つ目は、セキュリティです」
「会社や社会を守る仕事だね」
「ハッキングや不正アクセスから守ったり、大事なデータを守ったりする仕事です」
スタッフは少しだけうなずいた。
「そして実はね――このセキュリティサービスは、サイバーサイジング社の一番最初の事業なんです」
「えっ、最初?」
「会社ができたばかりのころは、このセキュリティの仕事だけをしていました」
「それが、いまでも会社の中心になっているんだよ」
「じゃあ、一番大事な仕事なんだ」
「そう。いわば、この会社の『土台』みたいな仕事だね」
「警察みたい!」
「そういう役割もあるね」
「二つ目は、サーバーやITインフラ」
「インフラ?」
「インターネットやシステムが止まらないように支える仕事だよ」
「止まったら大変!」
「そう。だから『止めない』ことがすごく大事なんです」
「そして4つ目は、ソフトウェアやロボット」
「ロボット!?」
「人の仕事を助けるプログラムやロボットを作る仕事です」
スタッフは少しだけ付け加える。
「サイバーサイジング社は、もともとは企業向けの仕事が中心の会社なんだけど――」
「このソフトウェアやロボットの分野だけは、個人や家庭向けのサービスもあるんです」
「え、ぼくたちも使うの?」
「そうだね。スマートフォンのアプリや、ビデオ通話――たとえば遠くの人と話せるような仕組みも、この分野に入ります」
「ズームみたいなやつ!?」
「そうそう、そういうイメージだね」
子どもたちが少し身近に感じたように顔を見合わせる。
「それに、この分野では――『PCOS』という仕組みも作っています」
「ぴーこす?」
「コンピューターやシステム全体を動かすための、とても大事な土台になるソフトのことだよ」
「見えないけど、動いてないと全部止まっちゃう部分だね」
「え、それ止まったらヤバいじゃん……」
小さくざわめきが起きる。
「それくらい大事なところも、この会社は作っているんです」
「つまりこの会社は――」
スタッフは少しだけ間を置いた。
「社会が動くために必要な仕組みを、いろんな形で支えている会社なんです」
少しだけ、言葉を重ねる。
「サイバーサイジング社は、いろいろな分野をまとめて支えている『総合IT企業』でもあります」
子どもたちは静かに聞いている。
「そして今では――」
ほんの少しだけ声のトーンが落ちる。
「世界にとって、なくてはならない存在のひとつになっている会社なんです」
「その125支社の中のひとつが、日本サイバーサイジング社」
「丸の内にある支社は、本社から数えて60番目に作られた支社で、2011年にできました」
「60番目ってすごいの?」
「世界の中でも、かなり大きな支社のひとつなんだよ」
「それに、世界中には現時点で150人の支社長がいて、それぞれ現地の支社に滞在しながら、その地域を見たり、夫妻の判断を現地に翻訳する人です」
「150人もいるの?」
「支社の数より多いね!」
「そう。ひとつの国の中に、地域ごとに複数の支社がある場合は、それらをまとめて一人の支社長が担当していることが多いから、支社の数より支社長の役割が広くなっているんです」
「日本サイバーサイジング社、丸の内支社を担当している支社長は、夏美サーベラスさんです」
「名前かっこいい……」
「会ったことあるの?」
「キッザニアには来るの?」
スタッフは少し笑った。
「今日は来ていないけれど、日本の支社をまとめている大切な人だよ。このパビリオンがオープンした当時だけ夏美支社長とアダソン夫妻がきたんだよ」
「えっ?そうなの!」
「確か何か当時それニュースと毛でやっていたかも」
スタッフは少しだけ画面を切り替えた。
「それとね、日本にはもうひとつ支社ができる予定なんです」
「え?」
「まだあるの!?」
子どもたちが前のめりになる。
「大阪に、新しい支社が作られています」
「それが完成すると、126支社目になり、日本は東と西に分かれることになります」
「えっ、それニュースで見た!」
ひとりの子どもがすぐに声を上げた。
「ぼく大阪から来た!あそこにできるやつでしょ?」
「うちのお父さんも言ってた!」
「電車から工事見えたよ!」
「大阪城の近くのやつでしょ!?」
別の子どもが身を乗り出す。
「そうそう!お城の近くにできるって言ってた!」
「観光で行ったとき見たかも!」
何人かの子どもが一斉に話し始める。
「すごい大きいビルなんだって!」
「テレビでやってた!」
スタッフは少し驚いたように、そして嬉しそうにうなずいた。
「そうだね、大阪城のすぐ近くに作られている支社だよ」
「知っている子もいるね」
「今ちょうど作られていて、日本でも話題になっているんです」
「そして、現時点で会社全体で働いている人の数は、10万人から15万人くらいです。日本サイバーサイジング社だけでも約5000人働いています。」
「ええ!?」
「そんなにいるの!?」
子どもたちが目を丸くする。
「じゃあ、学校より大きい?」
スタッフは笑った。
「うん、学校よりずっと大きいね。ひとつの『町”』みたいなものかな」
「町?」
スタッフは少しうなずく。
「そう。実はね、この会社の支社には働いている人と、その家族が、外に出なくても生活できるくらいの施設があるんです」
「え?」
「外に出なくていいの?」
「うん。125支社ごとの広さや大きさや国の法律によっても、あったりなかったりする施設や違いはあるけど、お店もあるし、娯楽施設やスポーツ施設、教育施設や保育園、病院もあるし、泊まる場所や住む場所もある」
「だからサイバーサイジング社は、会社というよりひとつの生活の場所、みたいに考えられることもあります」
子どもたちはしばらく黙る。
「じゃあ……そこに住んでる人もいるの?」
「いるよ」
「ずっと会社の中にいるの?」
スタッフは少しだけ微笑んだ。
「社員とその家族の中には、仕事と生活が一緒になっている人もいるね」
子どもたちは、もう一度モニターを見上げた。
「すごい……」
その小さな声は、憧れに近かった。
「今までは丸の内支社だけで日本を担当していたんだけど社員も増えて、ぎゅうぎゅうになってきていてね」
「ぎゅうぎゅう?」
「うん。働き方の改善も必要だし、西日本のお客様からも“もっと近くに支社を置いてほしい”という声が増えてきました」
「だから新しく作るの?」
「そう。夫妻と、夏美サーベラス支社長、そして現場の社員たちと西日本のお客様の意見で決まりました」
「すごい……みんなで決めてるんだ」
「完成したら、丸の内支社から約2500人の社員が大阪に移動して東日本は丸の内、西日本は大阪、という形で分かれて動く予定です」
「え、半分くらい行くの!?」
「そうだね。それくらいの規模になる予定だよ」
「じゃあ、もうすぐできるの?」
子どもが聞く。
スタッフは少しうなずいた。
「ビルはもう完成していて、これから少しずつ移動が始まるところなんだよ」
「じゃあ、夏美さんが両方見るの?」
「そうだね。日本全体を担当する支社長として、両方を見ていくことになります」
スタッフはそのまま、次の画面へと切り替える。
「そして、その大きな会社を動かしている仕組みが――これです」
スタッフは立ち上がり、画面をさらに切り替えた。
「そして、その考えを、どうやって世界中で動かしているのかそれが、この仕組みです」
画面に表示される。
「夫妻⇄支社長⇄部門責任者⇄現場責任者⇄現場の社員」
矢印は上下に繋がっていた。一方通行ではない。行き来するように、循環するように描かれている。
「一番上にいるのが、創業者の夫妻です」
スタッフが説明する。
「でも、この人たちだけで全部決めるわけじゃありません」
子どもたちが首をかしげる。
「現場の人たちが考えて、報告して、それを受けて判断する」
「そしてまた現場に戻っていく」
スタッフは、上下に動く矢印を指でなぞった。
「だからこれは、命令だけじゃなくて――みんなで動いている仕組みなんです」
スタッフは少しだけ真面目な顔になった。
「ただ、この会社には、夫妻の上にある別の制度組織はありません」
「え?」
「社長より上がないの?」
「ふつう、もっと上の決まりとかないの?」
何人かの子どもが、思ったままを口にした。
スタッフは、少しだけ慎重に答える。
「サイバーサイジング社では、夫妻そのものが制度の役割をしているんです」
「制度って、人じゃなくてルールじゃないの?」
別の子が聞く。
「普通はそう考えることも多いね。でも、この会社は少し違うんだ」
スタッフは画面の上部にある「夫妻」を指さした。
「アラクネア・アダソンは、倫理、調停、長期的視点、社会的影響、そして人権と世代間責任を担う存在です」
「彼女が見つめていたのは、『この正しさは、未来まで耐えられるか』という問いです」
子どもたちは静かに聞いている。
「一方、アレックス・アダソンは、最終判断、強硬な交渉、即時的な停止判断、危機の中での決断を引き受けています」
「彼が向き合っていたのは、『今ここで、世界を止められるか』という現実そのものです」
「つまり、この会社は二人の役割分担と考え方、その人格で制度を回しています」
「人格で制度を回す……?」
「それって、ルールが人の中にあるってこと?」
「そう考えていいかもしれません」
スタッフは少し微笑んだ。
「だからこそ、全体の判断はとても早いんです」
「現場も含めて、判断が迅速で、動き出すのも早い」
「でも……」
前列の子が、小さく言った。
「それ、ちょっと不安じゃない?」
「もし、夫妻がいなくなったらどうするの?」
その場が、ほんの少しだけ静かになった。
スタッフは一瞬だけ言葉に詰まった。
「……大事な存在ではあります」
そう答えたあとで、少しだけ微笑む。
「でも、現場の人たちも考えて動いています」
「だから、すべてが止まってしまうわけではありません」
「じゃあ、この夫妻がいないと動かないの?」
ひとりの子どもが重ねて聞いた。
スタッフは、さっきより少しだけ慎重にうなずいた。
「大きな判断や、世界全体に関わる決断はやっぱり、夫妻が担っている部分が大きいです」
子どもたちは静かに聞いている。
スタッフはそこで、少しだけ声の調子を変えた。
「それに、この会社は世界中の国家インフラと文明インフラを扱っている企業です」
「国家インフラ?」
「文明インフラ?」
「電気とか?」
「通信とか?」
「そう。通信、物流、認証、データ――社会の基盤になるものをたくさん扱っています」
「だから、止めないことも、正しく使うことも、とても大事なんだよ」
「それとね――」
子どもたちが顔を上げる。
「みなさんの中には、ニュースや新聞で見たことがある子もいるかもしれません」
「去年、サイバーサイジング社は創業25周年を迎えました」
「あ、見たことある!」
ひとりの子がすぐに反応した。
「テレビでやってた!」
「スピーチしてたやつ!」
何人かの子どもがうなずく。
スタッフも小さくうなずいた。
「そのときの記念スピーチで、初めて公表されたことがあります、将来、時期はまだ決まっていませんが、創業者である夫妻から、その息子たちであるアダソン兄弟へ引き継がれる予定だと発表されました」
「えっ、子どもいるの!?」
「知らなかった!」
「ニュースでちょっとだけ見た!」
その声に混じって、別の子がすぐに口を開いた。
「知ってるよ、兄弟でしょ?」
「たしか、二人いるんだよね!」
「名前も出てた気がする!」
「え、ほんと!?」
「そんなとこまで見てなかった!」
何人かの子どもが驚いたように振り向く。
スタッフは少しだけうなずいた。
「そうだね、ちゃんと見ている子もいるね」
ざわめきが広がる。
「そしてもうひとつ」
スタッフは続けた。
「そのときに、今は夫妻そのものが担っている『制度』も――」
「将来は、アダソン兄弟のもとで、正式な制度として上に置かれる予定だと言われています」
「じゃあ、ちゃんとルールになるの?」
「人じゃなくなるの?」
子どもたちが口々に言う。
「そうだね」
スタッフはやわらかく答えた。
「今の形から、少しずつ変わっていく可能性がある、ということです」
前列の子が、小さくつぶやく。
「じゃあ……ずっとこのままじゃないんだ」
スタッフは、その言葉にすぐには答えず、ただ少しだけうなずいた。
子どもたちはさっきまでより真剣な顔で、画面を見ていた。
「ここからは、実際の仕事に近い体験をしてもらいます」
「このパビリオンでは、毎回ちがうミッションが用意されています」
子どもたちが顔を見合わせる。
「顧客からの依頼を解決するミッションもあれば、新しいサービスを作るミッションもある」
「インフラを止めないためのミッションもあるし、セキュリティを守るミッションもあります」
「今日はね、二つのミッションをやってもらいます」
画面に新しい表示が現れる。
「ひとつは、顧客からの依頼を解決する仕事」
「もうひとつは、システムを止めない仕事です」
子どもたちの目がさらに輝いた。
「本物の会社と同じように、上から下までつながって、みんなで解決していきます」
スタッフは組織図を指さした。
「夫妻から現場まで、ぐるっと考えていくんだよ」




