手放した手を握らないで欲しいわ
「あなたは何を見る?」
赤き髪をなびかせた女が問う。
「死を見るのか。未来を見るのか。それとも……」
「私は……ゴホッゴホッ……この子の未来を……」
赤き髪の女の足元には、同じような赤い色が広まっていた。いや、傷ついた黒髪の女性から止めどなく血が流れ出ている。
その女性の腕の中には小さな赤子がいた。
だから死が迫ってきている女性は、腕の中の赤子を託そうと、赤き髪の女性に向かって腕を持ち上げる。
ただ、それも限界に近いのか、腕は震えていた。
「では、対価としてあなたは何を差し出す?」
この死が迫ってきている女性に何を言っているのだろうか。
だが、女性は心得ていたと言わんばかりに、引きつりながらも笑顔を浮かべた。
「この子の持つペンダントが……っ」
女性は最後まで言えないまま、赤い地面に倒れ込んだ。女性が倒れる瞬間に赤子を受け取った赤き髪の女は、そのペンダントに視線をむける。
「ヴェリアフル。ふん! まぁいい」
そう呟いた赤き髪の女は、忽然と姿を消した。まるでそこにはじめから何もいなかったように。
ただ満足そうな笑みを浮かべた黒髪の女性が地面に横たわっていたのだった。
チリリンっと来客を示すベルが鳴る。
『いらっしゃいませ!』
元気よく声を張り上げて客を出迎えたのは、白色の……骨だった。とても綺麗な人体の骨格標本と言っていいだろう。いわゆる骸骨だ。
その骸骨がトレイを片手に、食器を片付けている。
『二名様ですか?』
入ってきたのは、育ちがよさそうな高官風の背が高い男だった。そして、どう見ても扉を開けて入ってきたのは一人しか見えないのに、骸骨は二人でいいのかと尋ねる。
男は思わず後ろを振り返るも勿論誰も居ない。
『これは失礼しました。コチラの席にどうぞ』
骸骨は見間違えたかと言わんばかりに、謝罪をして席に案内する。いや、そもそも骸骨に目などないのだが。
『ご注文は如何致しましょう?』
骸骨が尋ねると男性は一枚の白い封筒を差し出してきた。それを骸骨は銀色のトレイを差し出して、その上に置くように促す。
男性が白い封筒を銀色のトレイの上に載せると、封筒は銀色のトレイに溶けるように消えていった。
『ご注文を承りました! 魔女様へのご依頼ですね!』
骸骨はそう言って、席から離れていく。
そして直ぐに戻ってきて、水が入ったグラスを二つテーブルの上に置いた。
だが、このテーブルには男性一人しか席についてはいない。
そのことに無言の視線を骸骨に向けて問いただす男性。
『あ。お水はサービスですので料金はいただきません』
それだけを言って去っていく骸骨。どう見ても格好からお金に困っていない感じの男性だ。水一杯の料金をケチるとは思えない。
ただ静かな時間が流れていく。男性の他に客はいるものの、一人でティータイムを楽しんでいる老人や。読書に老け込んでいる女性など、一人の時間を楽しむために客は来ているようだ。
十数分ほどだろうか。男性がここに来てから注文していない珈琲を一杯飲み終えたぐらいに、カウンターの奥から一人の女性が出てきた。
一番に目を引くのは長い赤い髪だ。そして身体に沿うような黒い衣服は、下に行くほど緩やかに広がって女性の歩みに合わせて揺れている。
「あら? また来たの? それから、呼んでいない者も紛れ込ませたみたいね」
赤い髪の女性は、空いている向かい側の席に視線を向けた。だが、そこには誰もいない。
「まぁいいわ。それで、今回はなにかしら?宰相さん」
「慧眼の魔女様に見ていただきたいものがありましてね」
なんと、ここにいる男性は一国の宰相の地位にいるものだったらしい。しかし、一国の宰相ともあろうものが、魔女に何を頼るというのだろうか。
「これを」
どうやって出現させたのかは不明だがテーブルの上には頑丈に鎖でぐるぐる巻に縛られた木の箱があった。
大きさとしては赤子でも入っていそうな大きさだ。
「嫌だわ。それ、氷漬けにして封印でもしておいて」
魔女は中を開けずに嫌そうな顔をしながら、封印するように言った。それも氷漬けときた。
「氷漬けですか?」
「はぁ、私では直接連絡は取れないけど『水月の魔女』との連絡のとり方を教えるわ。だから、引き渡しまで絶対に頑丈に鉄壁に保管管理しておいてよ」
いったい中には何が入っているのだろうか。厳重に封印しなければならないモノが箱の中には入っているのだろう。
「わかりました。神官長に管理させておきます」
「あなたがしなさいよ」
「嫌ですよ。これガタガタとうるさいのです。仕事に支障をきたします」
他人に任せずに宰相ともあろうものが、ここまで運んできたのだ。よっぽどのものなのだろう。
そして、宰相は魔女から一枚の紙を受け取り、店を出ていった。このやり取りを他の客が聞き耳を立てているのかと言えば、そうではなかった。
どうやら、魔女の周りには結界が張ってあり、姿と声を周りには伝えないようにしていたようだ。
「それで、こんな風に侵入してきて何の用なのかしら? 一見さんはお断りよ」
魔女は同じように姿を隠した者に声をかけた。
「メイラ」
誰もいないはずの席に座っていたのは、二十五歳ぐらいの青年だった。それも長旅をしていたのか、まとっている外套にはくたびれた感じが見て取れる。
黒い髪の青年は迷子の子犬のような黒い瞳を魔女に向けていた。
「どうして、俺を置いて行ったんだ?」
「あなたが、もう一人で生きていけるからよ」
すがりつくような目をした青年の言葉をメイラはズバッとぶった切る。
「それにあれから何年経ったと思っているの? 十年よ。もう、アルバートは私になど頼る必要はないでしょう?」
そして呆れるように言うメイラ。
「そもそも生きるスベは教えたわ。お金の稼ぎ方も、自衛のための剣術も、騎士になるって言って学校に入ったじゃない?」
「長期休みに家に帰れば、その家がなかったときの俺の心情がわかるか!」
確かに、学校であったことを報告という名の久しぶりに家に戻れば、その家がなかったというのは、発狂するか呆然と立ちすくむかのどちらかだろう。
しかし、この話の流れからいけば、親子と捉えられる流れなのだが、どう見ても赤髪の魔女と黒髪の青年とは似ても似つかない。
「あら? だからご近所のディレートさんにお願いしていたわよ? それにお別れはしたじゃない?」
メイラは家がないことなど大したことはないようにいう。これは魔女というものだからだろうか。
「お別れ? 俺は休暇に戻ってくると言ったはず!」
「あら? 別に故郷に戻ることは悪いことではないのだから、普通でしょう?」
何か論点がズレているようだ。アルバートはメイラが待っているであろう家に帰るつもりだったのだ。だが、それが何も連絡もなく忽然と家ごとなかったことに怒っている。
だが、メイラは何故アルバートが怒っているのか理解できず、別に怒るようなことはないと諭しているようだ。
「あっ! 家がなかったことを怒っているのね? そうね。家は置いていってあげたほうがよかったわよね? 人と暮らすって久しぶりすぎて家が大事って忘れていたわ」
やはり、魔女という者の考え方は少し違っているようだった。
「それにしてもよくここがわかったわね? 別に隠してはなかったけれど。それに、十年も経って何か用なの?」
これは久しぶりに会って感動の再会という感じではなく、何か報告でもあるのだろうかという感じだ。
そのメイラの態度に、アルバートはフルフルと震えている。
「俺がどれだけ探したと思っているんだ! 三カ国もまたいだんだぞ」
「そうね。だからよくここがわかったと褒めているんじゃない。偉い偉い」
メイラは成人した青年をまるで子供のように頭を撫でている。
そしてその手をアルバートは掴んだ。子供扱いをするなという感じではなく、両手で包むようにだ。
「メイラ。今日から一緒に暮らそう」
「え? 駄目よ」
何かを決意したようなアルバートの言葉を、ためらいもなしにメイラはぶった切った。
「だって、私は魔女。アルバートは人。同じ時間は過ごせないわ」
「知っている。それでもだ。……俺は……メイラが……好きなんだ!」
一世一代の告白のように、アルバートは己の気持ちを言葉にした。
顔を赤らめて言うアルバートに対して、メイラはふわりと笑みを浮かべる。
「養い子から好かれているっていうのは、悪い気はしないわね」
全く相手にしていなかった。いや、そもそもの基準が違うのかもしれない。
メイラはアルバートを養い子としてしか見ていなかった。
「違う! 俺はメイラを一人の女性として好きなんだ」
「え?」
はっきりと言われて、動揺したようにオロオロとしだすメイラ。思ってもみなかったことだったのだろう。
動揺のオロオロに困惑の表情が浮かびだし、メイラはアルバートから距離を取ろうと足を下げるも、両手を取られているため、その場から動けなかったのだった。
*
「え?」
今、何を言われたの? 私を一人の女性として好きだと?
ま……まさか、魔女の私を?
あり得ないわ。魔女は恐ろしい生き物だと、アルバートには教えたはず。
でも、この目は嘘を言っていない者の瞳。
本気なの? 本気で私を好きだと?
ありえないわ。
だって、私はアルバートにとって最善の未来視をしたのよ?
この『慧眼の魔女』である私がよ?
隠された物でも、嘘でも、国の行く末さえ見ることができる私が、未来視をしたのよ?
騎士の養成学校に行って、首席で卒業して、そしてエリートコースまっしぐらだったのよ?
相手の女性は見えなかったけど、幸せそうに暮らしている未来が見えたのよ?
どうして私なんかを探しに、グラフェルト帝国にまで来ているのよ!
「アルバート。私はあなたにとって最善の未来を選んだつもりよ。あなたは人として幸せに生きて欲しいの」
そう。せっかく助けた命だもの。あの者から赤子であるアルバートを受け取って、育てたんだもの。
幸せになって欲しいわ。人として。
するとアルバートは怒ったかのように睨みつけてきました。
「俺の幸せをメイラの尺度で測らないでほしい」
言われてみればそうね。私は人とは違うモノが見えるから。やっぱり、人の中で暮らすって難しいわ。
魔女は生まれながら魔女だけど、300年は人と共に生きなければならない。そういう古臭いしきたりは今どき流行らないと思う。
でも魔女の理からそれた者は、魔女として生きることができないのも事実。
「ごめんなさいね。やはり、人と暮らすって私には無理だと思うの。だから……」
だからアルバートは人として生きてほしいと言いたかったのに、何故アルバートに抱き寄せられているのですか!
「違う! そういうことを言いたいのではなくて……つっ! リリー。背後から叩くな!」
私からはアルバートが邪魔で見えませんが、どうやらリリーがアルバートの行動を制してきたようです。
あ、リリーは私の使い魔で、店番を主にしてもらっているのです。
『ぼっちゃん。ご主人を離しなさい』
声は聞こえるもののやはり私からはリリーの姿は見えません。こう思うと、アルバートも大きくなりましたわね。
「嫌だ。今、大事な話をしているところなんだ。それから俺は、もうぼっちゃんという歳じゃない」
『私から見れば、人の子などぼっちゃんです。客人には帰ってもらいましたから、そこに座っていくらでも話してください。節度ある距離を保ってですよ』
横目で周りに視線をめぐらしますと、先程までいた客人方の姿はありませんでした。おそらくリリーが対応してくれたのでしょう。
ええ、結界で姿を隠してはいますが、アルバートの術は少々不出来なため、魔力の光が飛び散っていたのです。私の作った店の空間と摩擦を起こしてです。
魔法の方は、もう少し鍛錬が必要なようですね。
「相変わらずリリーは母親のようだ」
そういうアルバートは私を離さないまま、リリーが示した席に座りました。
アルバート。いつになったら私を離してくれるの?
それと、リリーより私のほうが母親と言ってもいいのではないのかしら?
『ぼっちゃん。私は主人に仕える使い魔だと、何度言えば覚えてくれるのですか? ぼっちゃんの母親はとっくに死んでいますよ』
「だから、友達から聞く母親みたいだと言ったんだ。リリーも俺の家族だろう?」
『……使い魔を家族などというのは、ぼっちゃんぐらいですよ』
人の骨の姿をした私の使い魔は、私とアルバートの前に珈琲を置いて、カウンターの奥に消えてしまいました。
え? この状況から主である私を助けようとしてくれたのではないの?
ただ単に話し合いの場をセッティングしただけなの?
家事全般を行える使い魔なので、仕事があればそちらが優先されますが、せめてアルバートにもう少し強く私を離すように言ってくれても良かったのではないのかしら?
まぁ、命じればすべてことは済むのですけど。
「俺にとってリリーは母親のようなものと言ったのは嘘じゃない。使い魔だとはわかっているが、家族だと思っている」
アルバートを引き取るまでは、そうではなかったのです。本当に一般的に存在する使い魔と同じ。
しかし子供の、それも人の子の教育などどうすればいいのかわからなかったので、使い魔のリリーに人らしい行動を促すように設定したのでした。
それも相まって、リリーを母親と重ねてしまっているのかもしれません。
「メイラは俺にとって一番大切で愛しい人なんだ」
「アルバート。私は魔女ですよ」
根本的に魔女と人とは違うのです。今の私の姿は人のようですが、その本質は人とは全く別の生き物なのです。
「メイラ。旅の魔女に出会ったが、その魔女の夫は普通の人だと言っていた。それも仲が良い夫婦だと言っていた」
……その魔女は知っています。ある意味有名な魔女ですから。ええ、夫に言い寄る女は徹底的に排除すると。できれば、関わりたくない魔女です。
「だから、無理とか駄目とか言うのは無しだ。それでまずは恋人から始めよう」
「は? 恋人?」
「まずは、メイラに俺のことを好きになってもらうことから始めようと思う」
何かおかしなことを言い出しています。
「アルバートのことは好きよ? 嫌いならそもそも、店に不法侵入した時点で排除しているけど?」
相変わらず、アルバートの言いたいことがわからない。好き嫌いで言うなら、アルバートのことは好きよ。嫌いで独り立ちを促したわけじゃないもの。
「うっ……そういうことじゃないとわかっているが、嬉しい」
「ん?」
違う? 何が違うの?
そして、アルバートは空間から一冊の本を取り出してきました。
ままままままさか! それは!
「300年前に滅亡したアンラヴェラータ魔導王国の魔導書。中級編……の複製本」
「突如として国が消滅して、書物などはほぼ無いと言われているアンラヴェラータ魔導書が目の前に!!」
表紙は魔女としての記憶にある通り。
奪い取るように魔導書を受け取り本を開く。
「読める! 読めるわ! なんてことでしょう! 今までどれ程探しても手に入らなかった魔導書がここに!」
「複製本だけど」
複製本でも、私にとってはこれは本物よ!
しかし、このような物がどこにあったというの?
「アルバート! どこで手に入れたの!」
「ここにたどり着く前に出会った貴族の魔女にだ」
貴族の魔女? わからないわね。家柄として所有していたってこと?
でも重要なのはそこではないの。私の手の内にあるコレにはとんでもない価値があるのよ!
……途中で終わっているわ。
もしかして続きがあるってこと?
「アルバート……一冊じゃないみたいよ。中級編」
「知ってる。メイラが俺の恋人になってくれたら、全十巻……っ! リリー! トレイは俺の頭を叩く物じゃないだろ!」
いつの間にか、奥に消えたはずの使い魔のリリーが銀色のトレイを片手に、アルバートの背後に立っていました。
『ぼっちゃんの馬鹿さ加減に、お仕置きをしたのです。ご主人が本に目がないことを利用するなど言語道断』
「こうでも言わないと、メイラは魔女ということを盾にして、一緒に暮らしていいってならないだろう」
『普通にやることは成したから、ここで住みたいといえば、ご主人は否定しません』
「それ、同居人になっていないか?」
『喫茶店の下働きです。因みに給金はでません』
「下働き……それでもいい」
え? 下働きといってもすることないと思うわ。そもそもほとんど客は来ないもの。
まぁリリーもアルバートに会えて嬉しいってことかしら? いつもと違って楽しそうだもの。
表情がない骸骨だけれども。
「メイラ」
「なに? 魔導書全十巻は読ませて欲しいわ」
ここは譲れないわね。
「それはメイラにあげる。そもそもメイラのために複製してきたのだから」
「アルバート! ありがとう!」
嬉しさのあまりアルバートに抱きつきます。ああ、楽しみです。
「つっ……リリー。俺のアプローチは間違ってなかったと思うが?」
『それはぼっちゃんに対してではなく、魔導書に対しての行動です』
「相変わらず、リリーは厳しい。メイラ」
「うぇ?」
アルバートから更に抱き寄せられて、変な声がでてしまいました。
「騎士として職について、一部隊を任せられる地位までいった」
「あら? 凄いじゃない。だったらなおさら……」
「でも俺の中にあるメイラへの想いは、大きくなるばかりだった。だから三年で退役して、魔女の噂があるところに足を運んでいったんだ。やっとメイラに会えた」
え? 普通に三年で一部隊長にまで昇進するって凄くない? そのままいれば順風満帆に……
「メイラが好きだ。一緒に暮らそう。魔女とか人とか関係なく。共に過ごそう。昔のように」
昔のように?
まぁ、確かにアルバートとの生活は新鮮だったわね。子育てなんてしたことなかったもの。
もう騎士を辞めてしまったのなら、今更とやかく言うことはないわ。
それにアンラヴェラータの魔導書! ここ重要!
「いいわよ」
「かるっ! ……わかっている。魔導書だろう? その内、絶対にメイラから俺のことを好きだと言わせるからな」
「だからアルバートのことは好きだと言っているじゃない」
「う……何か違うけど嬉しい」
アルバートは私の額に口づけをして、私を解放してくれました。
ん? そういえば、一緒に暮らすって言っていました?
「リリー。俺の部屋ってある? 亜空間収納から荷物を出したいのだけど?」
はっ! 私の部屋以外はすべて本で埋まっているのです。アルバートがいるスペースなどありません。
『本とぼっちゃん。どちらを優先させますか? ご主人』
「ん? 本で部屋が埋まっているなら、メイラの部屋でいいぞ」
『かしこまりました』
一緒の部屋! どうしてそうなるの? リリーも何故了承しているの?
「アルバート! ちょっと待って!」
昔のようにって言ったじゃない。
「今から部屋を空ける……」
振り返ったアルバートは、私の手を両手で包むように握って笑みを浮かべました。
「メイラ。俺はメイラのことが好きだし、メイラも俺のことが好きなら、何も問題ないよな?」
あるわよ――――!
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
回収されていない伏線は、機会があればということで。
あと題名を少々変えました。
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嘘予告
次回『あのメイラと仲が良さそうな宰相っていうヤツ。闇討ちしてきていいか?』の巻