いつまでも子供のままじゃない
昨今のアニメのリメイク作品について、ちょっと 嫌、か~な~り思うことがあったので、思わず愚痴ってしまいました。
最近、アニメのリメイク版が増えてきた様に思えます。
これはもう当時のファンをターゲットにと考えたのですかね。
でも考えてみてもらいたいのですが、当時子供だった私達は好きになったアニメにのめり込みなした。
今でいう推しグッズに自分に可能な限り、小遣いを注ぎ込んだ事は今では楽しい想い出です。
ですが、それが現在も同じ事をするかと言えばそうでもないんですよ。
数十年と生きてきた私達は、本人が望んでもいないのに人生の荒波に嫌という程揉まれてきました。
そして知りたくもないたくさんの経験をし、その結果当然のごとく好みも価値観も当時と比べ変わってしまいました。
子供は嫌でも大人になってしまうことを、己で嫌という程実感しました。
「好きだったアニメがリメイクされる」
そう聞いて最初に思うのは、懐かしさでした。
そして次に思うのは声優はどうなるのか、変更されてしまうのかということです。
お年を召し声優業を引退された方やお亡くなりになった方達がいらっしゃいますから、それは仕方のないことです。
但し、ここで作品への愛《興味》が試されます。
好きな作品の世界はもう出来上がっているのですから、代わられた声優が頑張っても限りなく似せても世界観が異なります。
作品に対してファンは妥協などできません。
長年のファンは作品にはとても厳しいのです。
例えば『魔術士オーフェンはぐれ旅』のリメイク版ですが、
主役以外のキャラの声が変わっても主役が同じで、ストーリーが原作寄りに作られていたこともあり最終回までには一応慣れることは出来ました。
ですが『うる星やつら』のリメイク版はそういう訳には行きませんでした。
何故なら声優が全て交代されていたからです。
主役のふたりは旧作を意識したのか、しゃべり方を似せていましたが違和感は拭えません。
『うる星やつら』はご存知の通りテレビアニメ、映画、音楽、ゲームと多岐に渡って存在してきました。
その世界を当たり前と受け入れているファンである私は、リメイク版をどうしても受け入れられなかったのです。
視聴中、「コレ、チガウ」「ヤメテ、ワタシノセカイヲコワサナイデ」と何度思ったことか。
結局、途中でリタイヤしましたけど・・・。
大袈裟“ガチ”と言われそうですが、自分でも驚きましたが本当に無理だったんです。
今秋には『らんま1/2』のリメイク版が放送されるそうです。
当時の声優を起用してくれて、本当に嬉しいです。
製作会社様、スタッフ様 ありがとうございます。
此方は素直に待ち遠しいと思えます。
昭和アニメのリメイク版をこれからも出されるのでしたら、昔からのファンは当てにしないでほしいですね。
幾ら経済的に余裕あっても、別物となった作品に財布の紐は開きません。
それどころか出してなるものかと、紐をぎゅっと締め上げることでしょう。
好きな作品を台無しにされたと思うことは、とても辛いことです。
ほんとに。
蛇足ですが
キャラクターデザインについては、相当酷くない限り気になりません。
何故ならテレビアニメの作画については、80.90年代の作品は話数別ですが物凄く酷かったから。
酷いのが当たり前で育ちましたから、作画担当者のキャラデザの落差が激しかった体験をしている人が多いので、そこらへんは余り気にしないのではないでしょうか。
お気に障りましたら、申し訳ございません。
リメイク作品は精神的にもストレスが溜まって、なら見なきゃいいのにと思うのですがつい気になって視聴してそして憤っての繰り返しとなり・・・。はい、バカですね。
これからも増えていきそうなリメイク作品ですが、このままではストレスが蓄積していき・・カンガエタクナイ。
あくまでも私個人の気持ちを吐露させていただきました。