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胸揉みたい(真顔)

「特訓・・・?」

「はい!さすがにスキルカウンターが扱えるってだけでは資格は取れないので、他にも数種類の魔法と、スキルカウンターも、意図的に発生、制御できるようにしましょう!」

「なんかつらそう・・・」

「大丈夫ですよ、拓哉さんは元々の魔力は大きいですから、それを思い通りに扱えるようにすればいいんです!」

「それを聞いても出来る気がししないんだけど・・」

「まぁまぁ!では早速特訓しましょう!」

「え?でも誰が教えてくれるの?」

「それは私がやりますよ!」

マナは胸を張って笑顔で言う

「え?マナが?」

「はい!こう見えても私、資格は持ってないけど結構魔法を扱えるんですよ!」

「へぇー」

「マナの魔法は凄いわよ、そこらへんの資格を持ってる人よりも強力なの」

「凄いな!なんで資格を取らないんだ?」

「そ、それは・・・」

マナは俯く。夏野は拓哉を少し睨んだ


あっこれは聞いちゃいけないことだったか



拓哉はマナと夏野の反応を見て察し、少し後悔した。

「ご、ごめん変なこと聞いて」

「い、いえ、大丈夫です。」

「それで?どんな訓練するの?」

「そうですね、まずスキルカウンターを自在に扱えるようにするために魔力を練る練習をします。その後に私が相手になってスキルカウンターを使い、その技を極めます。あぁ、大丈夫ですよ刀にその時は安全のために少し細工するので、それでそれが極められたら他の魔法を使えるようにします。拓哉さんがどのような魔法を使えるのかを知るために基礎の魔法を一通り試し、その中で一番上手いタイプの物と同じタイプの少しレベルが高いものを重点的に練習し、資格を取るための実技試験試験のテストに出るところも完璧にします。まぁそこは多分大丈夫だと思います。そして同時進行で座学の方もやりますよ、試験は実技だけじゃなくて筆記もあるので魔法の起源、歴史、相性などを勉強しょう、あと、それから・・・」

「ちょちょちょちょっと待って!」

拓哉はマナの言葉を遮る。

「・・・多くない?」

「そうですか?まだまだありますよ?」

「えぇ・・・」

拓哉の顔は絶望に満ち溢れていた。

「はあ・・・はあ・・・はあ・・・クッ・・・はあ・・・はあ・・・」

「それじゃあもう一度やりますよ!」

「クソッ・・・」

「せーの!」

そう言ってマナは拓哉にむかって突進し、懐に潜り込むと、切れないように加工した刀で拓哉の腹目掛けて振りかぶる。拓哉は小刀に意識を集中させ、自分の腹に刀が襲い掛かる寸前にマナの刀を刀で滑らせて避ける。そのまま刀を持ち替え、マナの首元めがけて振りかぶるが、マナは軽々とよけ、少し後ろに下がりながら魔法で黒煙を出して姿を隠す。

「クソッ!」

拓哉はマナを探すが、後ろに回ったマナに後腕を捕まれ投げられる。

「そこまで!」

夏野がそういうとマナは拓哉の腕を離した

「いってえ・・・」

「ご、ごめんなさい!手加減したつもりなんですが」

マナは心配そうに拓哉に話しかける。

「いや、大丈夫・・・それよりももう疲れたから休みたいんだけど」

「それはだめですよ、試験まであと一週間しかないんですから!」

「(´・ω・`)」

かれこれもう3時間もぶっ続けでマナに投げ飛ばされたり、蹴り飛ばされたりしているのだ。

毎回マナに回復魔法で治療してもらっているので怪我はないのだが、メンタルが崩壊寸前なのだ


女の子にぼろ負けとかだせえなあ・・・俺


そんなことを考えているとマナが

「でも、さっきの刀の持ち替えはキレイでしたよ!」

と慌ててフォローに入る。

そして

「じゃあもう一度やりましょう!」

そう言いまたマナが構える。拓哉は吹っ切れたように

「やってやるよ!!!」

と叫んだ


倒せなくてもせめてラッキースケベで胸だけでも触ってやる!!!




下心は心の中に隠しながらマナに突進する。

マナに目掛けて刀を振りかぶり、それに反応しマナは刀を遮るために刀を振りかぶる。

その瞬間拓哉は刀を左手に持ち替え、右手でマナの刀を流し、左手手に持つ刀でマナの刀を弾き飛ばす。

その隙に右手をマナの胸に伸ばした。



貰った!!!




その瞬間、拓哉の視界にマナの足が映る


「え?」



次の瞬間顔面に強い衝撃が走り、拓哉は吹き飛ばされた。

蹴り飛ばされたのだ。


拓哉は蹴り飛ばされる中、腕を空に向けて上げ、手で空気を揉みながら気を失った


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