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人類と未来  作者: 粋蓮
2/2

炎天下 ※作成中

何故だ。

何故、という言葉ばかりが私の脳内を支配していく。

ごちゃごちゃした頭のまま、私の通う草美浜くさみはま中学校へと向かう通学路をだらだらと歩いていた。

私の脳内の疑問は、何故こんなに暑いのに学校に行かなければならないのか、ということだ。

中学3年生ということもあり、受験へ向かい、勉強をしなければならないというのは分かっている。とても痛いくらいに分かっている。

だが、溶けてしまいそうなこの道を、送り迎えもなしに行けというのは…さすがにきついだろう。

母は送ってくれると昨日の時点では言っていた。

だが、今日の朝になり、いざ車を出そうとしたところ、エンジンがかからなくなってしまっていたのだ。

なんという不運…。

歩いて学校に向かっているのは、よほど家が近い人ぐらいしかいない模様だった。

家が近ければ良かったのだが、生憎家から学校までは1キロ半あった。

死ぬ。完全に死んでしまうだろう。

へとへとになりながらもなんとか足を前に進めていった。



教室に着くと、もう殆どの人が席に座っていた。

「あれ、珍しいね、美香がこんなに遅いの」

前の席の麗が、不思議そうに聞いてきた。

「はぁ…今日ね、本当は車で来る予定だったんだけど…暑さの所為なのかエンジンがかからなくなってたんだ」

「え、マジ!?じゃあ…歩いて来たってこと…?」

静かに首を縦に振ると、麗はすごい顔をした。

「うわぁ…頑張るねぇ…おつかれさん」


作成中…すみません(つд⊂)

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