表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ティルアーク  作者: toshi
3/3

ギルド登録

「リールの町へようこそ」

門番が対応してくれた。

「身分証などはお持ちですか?」

特にないな。村には必要かなったし。

「お持ちでないなら、こちらの水晶に手をかざして頂けますか?」

訳も分からず従った。

「犯罪歴は無さそうですね。では通って頂いても構いませんよ。」

ありがとう。

町には入れた。しかし何をしようかな。

とにかく金を稼がないと。

「ならばギルドに行くのがいいのじゃ」

冒険者も悪くないな。

というか他は思いつかないし。


歩いているとデカイ看板にギルドと書いてあったので入ってみた。


店の中はそこそこ広く割りと空いていた。

そこから受付と書いてある場所へ行き

窓口のお姉が対応してくれた。

「本日はどの様なご用件でしょうか?」

ギルド登録したい。

「ではこちらの用紙に記入をお願いします。代筆は必要ですか?」

大丈夫だ。

字ぐらいかける。

えーと

名前は紅。年齢っと。これだけかよ。

「では登録して参りますので少々あちらにお掛けになってお待ち下さい。」

10分後

「紅様お待たせ致しました。これがカードになります。では諸事情ついて説明させて頂きます。」

職員からの説明は

登録料は無料だか再発行には3万グールかかるそうだ。

基本的に依頼などは壁にかけてあるので自由に取ってきて構わない。

依頼にランクが記載されているが 、あくまで目安なのでどのランクでもうけられるそうだ。

失敗した場合は報酬の半分をギルドに支払う事。モンスターの討伐に関しては必要部位を持ち帰ること。あと素材などの買い取りもしてくれるそうだ。

ギルドランクは1から始まり、依頼や討伐のポイントに応じてランクアップするらしい。

最高が11ランクらしい。

ただ現在は居らず、最高でも10ランクらしい。

今は関係ない。

とにかく生きていくことだ。

その前に町に来る前に刈ったリトルラビットの皮を換金してもらう。

8枚渡して400グールだった。

安いのか高いのか今一わからんが、無一文なので仕方がない。

換金額はギルドカードにいれて貰った。便利だね。

とにかく討伐だな。

「主よ、いいのがおるのじゃ」

カルクの持ってきたのはなんと…ランク9のドラゴンだった。こいつはバカなのか?

リトルラビットの次がどうしてドラゴンなんだ。返してこい。

「肉が旨いと聞いたから食べてみたかったのじゃ」

お前は俺を殺す気かよ。

物には順序ってもんがあるだろ。

受付女性は呆れていた。

「でしたら、討伐してから受けるでも構いませんよ。ただレッドドラゴンについては止めた方がいいかと思いますが。」

ホントすいません。

冷やかしじゃないんですよ。

とにかく討伐依頼を確認して町を出た。

「主はドラゴンが食べたくないのか?」

まだ言ってるよ。この子。

いいかお前はレベル高いかも知れないが、俺はまだLV5だぞ。どう考えても無理だろう。

「やってみなくては始まらないのじゃ」

失敗=死じゃねーか。まだ死にたくたないわ。

とりあえず、ある程度見込みできたらな。

「頑固な主じゃ。まぁ楽しみは取っておくのじゃ」

とにかく、あいつやるぞ。

町から歩いて30分ぐらいで見つけた。

ランドウルフ LV40

体長2mほどの狼がいた。

普通は少し弱い奴からお願いしたいのだが。

しかし他にモンスターは居なかった。

何せカルクがドラゴンを諦めてから機嫌が悪くなり、周辺のモンスターは殺気に負けて逃げていたのである。全く見つからずやっと見つけたのがこいつだ。

カルク行けそうか?

「あんな雑魚では負けるか気がしない。主よ、一気に仕留めるのじゃ」

ウォーーン

ランドウルフもヤル気満々らしい。

「犬がいくら吠えようが主の敵ではないのじゃ」

すると物凄い勢いで突進してきた。

「主よ、真っ直ぐ突き刺すぞ。」

こうなりゃやけだ。突然してくるランドウルフ目掛けて俺も突進した。

スパン。

まるで肉にナイフでも刺すかの様に

ランドウルフの頭に突き刺さった。

本当に一撃だった。すると、キュイキュイーン。

まぁレベル上がるだろうな。だって5だったからね。剣を抜き、憑依を解いたカルクが満足そうに俺を見つめていた。ストレス発散か?

とりあえず運ぶか。って重い。どうしよう。

紐を胴体に巻い引きずったがなかなか進まない。

「主よ、そんなもの妾が引っ張るのじゃ」

そういうカルクは何でもない顔をして引いていた。顔が綺麗なのに恐いな。

すぐに町に戻ってきた。なんだか回りの目が辛い。絶対見られてるよねこれ。

まぁこんな大物引いていてるのが見た目は美人な女なんだから、みんな注目するか。

ギルドに到着し、早速受付にランドウルフの討伐を知らせた。

「ランドウルフ…ですって!!!」

受付女性が相当引き吊っていた。

「よく討伐できましたね。しかも登録したばかりなのに。」

討伐依頼には載っていなかったので聞いてみたら、なんとランク5だった。

「では討伐報酬に8万グールです。それと素材と肉もお売り頂けますか?」

結構高いね。うさぎと全然値段が違う。でも肉は食べたいから今日食べる分は貰いたいね。

素材はどうだろう。分からないから売っちゃおう。

「ではこちらが肉1㎏です。あと素材と肉の値段が15万グールになります。」

一匹だけで23万グールになったな。

これで流石に宿は泊まれるだろう。

価値が分からないかからな。

とにかく宿探すか。おすすめありますかと、職員に聞くと「リールがばがば」がおすすめらしい。思うことはあったが、とにかく向かう。

「いらっしゃいませ。リールがばがばへようこそ。お泊まりですか?お食事ですか?」

泊まりで頼む。

「ではお2人様400グールになります。」

結構安いな。これなら1カ月は大丈夫だな。

「食事は朝夜ですね。時間は起きてる間なら大丈夫です。お代わり自由でお好きな時にどうぞ。アルコールは別料金なのでごめんなさい。うちはお風呂もあるので使って下さいね。」

あぁすまんが、これを晩御飯に出してくれないか?

「食材提供ですか?その文安く出来ませんが構いませんか?」

問題ない。そのつもりだ。

「かしこまりました。しばらくお待ち下さいね

あぁそうそう。自己紹介がまだだったわね。

私はキラファよ。宜しくね。」

俺は紅で、こっちがカルクだ。宜しくな。

その夜の食事は最高だった。

とにかく肉旨い。レベルが違うからなのか、リトルラビットの肉が霞んでしまうほど旨かった。

「主よ明日もこれを刈るぞ。」

張り切ってるね。まぁ旨いから分からなくはない。出されたのは、鉄板ステーキで味付けもシンプルに塩と胡椒だけだったのにこの旨味。半端ねー。

さて風呂に入るかな。

男湯へと向かい。着替えようとして振り替えるとカルクがいた。しかも全裸で。

「背中を流してやるのじゃ主。」

万勉の笑みで言われたが、他の客にあったら大変なので追い出した。

「なんじゃ、妾とではいやなのか?」

だまらっしゃっい。さっさと女湯に行け。

「主は照れ屋じゃのう。」

はあー何か可愛いけど疲れるな。

風呂も上がり。お互い今日はベットがあるので眠りに着いた。


翌日。

そう言えばステータス見てなかったな。

LV18

HP850

MP560

STR300

VIT280

TEC230

AGI250

Luc50


スキル

バースト 消費25

鑑定 消費0

低魔法


従魔

カルク LV81(SSR)

エンチャンスト

防御結界


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ