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+。短編。+ 友情 恋愛

作者: 郁恵

初!!投稿

「好きだから、好きなんだよ」

















お願いだから、わかってよ――――――















「ねぇ」


「あっ?」


「電話、していい?」


「あぁ」



いっつもアタシに冷たいアイツ


話していると、すっごく楽しくて……

話していると、安心できる


言葉や態度は冷たいけど

やっぱ好きだなって思う


でも、アイツとアタシはただの友達でしかなくて


これはアタシの片想いでしかない


電話するくらい仲良いのに

常にアイツは遠くにいるの


いくら勉強頑張っても

いくら運動頑張っても


アイツはアタシの一歩先を常に歩いて行ってて……


いつまで経っても追いつけやしない



……違う



アタシがただ、立ち止まってるだけなのかもしれない


アイツは自分のペースで歩いてるのに、アタシはただ動いてるような気になっているだけかもしれない

実際は歩いてないのに――――――



やめた



立ち止まるの



今日で、この気持ちに踏ん切りをつけよう

キリがないこの想いに……



「ちょっと待って!」


「あっ?」



帰りかけているアイツをアタシは必死に呼び止めたんだ

アイツはあっさり振り向いてくれた



「アタシ―――」


「あぁ」


「アタシ―――――」


「早く言え」



……あぁ、ムードぶち壊し

でも、そういうアイツが好きなんだ



「アタシ、アンタのこと好きなんだ」


「……はっ?」


「だから……!!」


「……なんで?」


「好きだから、好きなんだよ」



……びっくりしてるだろうなぁ

でも、いいんだ


フラれても、今なら立ち上がれる気がするから―――――



しばしの沈黙



そして――――

アイツの重い口が開いて―――――



「俺も―――――」















これからもずっと一緒だよね















アリガトウ














End

あんまり上手に書けなかったけど

読む人が共感できるような内容になるように書きました


これからも短編はボチボチ書いていくので、大目に見てください☆

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― 新着の感想 ―
[一言] だんだんと心が温かくなってくる作品だと思いました。 恋をすると毎日が明るく楽しくなりますよね。 この作品の女性の男性を思う気持ちはすごく素敵だと思いました。 女性の気の強さ・・・なんだか…
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