表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

なりたかった。

作者: 狩川藍

僕は常に何かになりたかった。

三才のころ、「親のよう」になりたかった。

理由はもう、覚えてはいない。

しかし、親は応援してくれていたな、ということは朧気ながらに覚えている。

今思うと、なんてことを言っている、と言いたい。

あの頃は何も知らなかった。


七歳のころ、「普通」になりたかった。

それを親に言ったら張り倒された。

家業のほうに集中させられた。

言うんじゃなかったな。


十三歳のころ、「学生」になりたかった。

到底無理であると自分で諦めることができた。

親も「何をいっている。そんなことよりはやく奴を始末をしなさい。」といった。


十五のころになった。

「       」

「       」

なりたいものがあったなのに、なりたいものがなかった。

とりあえず言われた通りにしよう、そう思った。

十八。

「奴がこの界隈で有名な◆◆か」

ばbbbbbbbbん

僕は撃たれた。

嗚呼。血が,頭が、朦朧と。

僕は綺麗なマンションから落っこちた。

落下中にみえたあの仲睦まじい家族。                     




そういう普通の光景が見れるとこに居たかったと思う。



感想とか評価とかしてくれたら嬉しい。 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ