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元引きこもりの学校生活8

「なるほど、そう言うことなのか……」


 俺は谷戸千尋とばれるとこれ以上言い訳は出来なくなり事のなりいきをすべて話した。


「どうしたらいいんでしょうか……?」


「どうしたらいいも何も私には今の現状を理解するので精一杯なのだが……」


 ですよねー、だって普通に生きていて他人の体に入ったことのある人なんていないしあったことあるはずもない。

 先生は俺の隣で対策を考えているのか眉間に右手の親指と人差し指をあてている。

 なんだろう、このポーズどっかで見たことあるな……


「……まあ、まずは取りあえずどうにかして今の体を秋野に返さなければならないな」


「それをやろうとして、今寝ていたんですけどね……」


 そうして、起きてもやっぱり俺は身体に戻れていなかった……


「……どうしたら戻れるんでしょうね?」


 誰か教えてくれよ。他人の体に入った時の戻り方。


「……こういう場合、君が秋野の体に入った時と同じやり方を試してみるというのはどうだろう?」


「なるほど、確かにそれは良い手かもしれませんね」


「で、君はどうやって秋野の体に入ったのかな?」


 俺は秋野の体に入ったことは話したのだがその過程は一切話していなかったな。

 でも、俺そんなたいそうなことした記憶してないんだけどな……

 したことと言えば朝起きて、学校のことを気にして、取りあえずクラスメイトのことを思い出そうとして集合写真を見ていただけなんだよな。

 整理し直して今までの行動を七瀬先生に話すと、先生は俺が映っている写真を取りに行くと話、保健室を出て行った。


「どうにかして戻りたいんだけどなー」

 どうやったら戻れるんだろう……

 そうして、俺はどうしたら戻れるかを考えながら目をつぶった。




「んっ?」


 この感触には覚えがあるぞ、これは昨日退院してきた後に使った俺の部屋のベットだ。

 俺は目をつぶり戻るためのことを考えているといつの間にか元に戻っていたようだ。


「よっしゃー、何とか戻れた―」


まず初めにお読みいただきありがとうございます。

どうも、瑞樹一です。


今日は一日10万円の使い方を考えていたら終わってました。

それでも決まらず、小心者なんですかね。


では、ここまでにして、

評価やブックマーク感想などいただけると密かに小躍りしますのでよろしくお願いいたします。

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