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元引きこもりの学校生活6

「で、君の名前は?」


「……秋野……」


「秋野?」


「あー、裕也です。裕也」


 あぶねー、何とか思い出すことが出来た。


「なんか、怪しいし、一応君の担任の七瀬先生には報告させてもらうからね」


 怪しまれてしまった。まあ、何とか入室の許しは得たようだ。


「で、君はどうしてここに来たのー?」


 保健室の先生は甘たるい声で俺に話しかけてくるのだが、今はそれが不愉快にしか思えない。


「あー、それは……」


 やばいな何も考えてなかったぞ。


「見たところは怪我の感じではないしー頭の方に異常をきたした感じかな?」


 なんかこの人の視線は俺をバカにしているが秋野の体だし気にはならない。

 ごめんな、秋野……でも、緊急事態だし許してくれ。


「ちょっと、寝不足なんですよ。昨日の夜も勉強して遅くなっちゃったもんで」


「なるほど、君は意外と勉強家なんだねーそれなら少しだけだけど仮眠をとっておくといいよー」


「すいません、ありがとうございます」


 そして、俺は無事保健室のベットへと通されるのだった。

 


「おい、秋野裕也! 秋野裕也!」


 誰かが俺の横にいる様だ。

 でも、呼ばれてるのは俺じゃないし良いだろう。


「おい、秋野! 起きろ!」


 そういうと俺の隣にいるであろう人は俺の肩を揺らし始めた。

 俺は秋野ってやつじゃないだろ!

 もう、少し寝させてくれよ。


「そんなに起きないのであれば私は君に暴力も辞さない考えだがどう思うかね?」


「んー、良いんじゃ……ないんで……しょうか?」


 どうせ俺じゃないし、秋野ってやつが暴力を振るわれる分には気にならない。


「じゃあ失礼して」


『パチン』


まず初めにお読みいただきありがとうございます。

どうも、瑞樹一です。


皆様はGWいかがお過ごしでしょうか。

私は決めました。

今年は存在しなかったと。


そんなこんなで本日はここまでとさせていただきます。

評価やブックマーク感想などいただけると密かに小躍りしていますので是非是非よろしくお願いいたします。

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