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元引きこもりの学校生活3

 俺の誤解か……なんだろう? まだ、クラブと言うことしか聞かされてないし、その部の活動とか何も聞いていない、誤解も何もないと思うのだけどな。


「これはきっと君を驚かせてしまうと思うのだけど、その倶楽部とは部活動ではない」


 まあ、そんな事だろうとは……って思ってないわ、普通先生が何かの倶楽部に入れるとなったら普通部活だろ!


「どういうことですか? 入るのって何か活動をしている部活じゃなかったんですか?」


 運動部ではないと思っていたし、何かの文化部かと思ったのだけど、当てが外れたみたいだな。


「まあ、活動をしているっていうのは当たっているよ。でも、学校は知っているのだが非公式扱いの活動なんだ」


 きな臭い匂いがしてきやがったな。これなにか騙されえいるのではないだろうか?

 いくら恩があると言ってもさすがに騙されたくはない。


「すいません、せんせ……」


「いや、取りあえず落ち着いて、私の話を聞いてくれ」


 考えるのに手一杯で七瀬先生の方を見ていなかったが先生も信じてもらえないと考えていたのか少し焦っている様子が見て取れた。


「じゃあ、話を戻させてもらうがその倶楽部は学内の問題ごとを秘密裏に解決していくというもので、その問題とは生徒間の些細なものから学校全体を巻き込んだ大きな問題もある」


「……はー」


「そして、その倶楽部の者は何かしらの特技や能力をもっていて、それを活かしながら活動を行っている」


 なんか話が急展開過ぎて付いていけないのだが、取りあえず先生の先ほどの顔の意味が分かった。


「それってつまりは俺みたいな能力を持っている奴が他にもいて、そいつらが裏で学校の秩序をただしているとかいうことですか?」


 まあ、漫画の世界みたいでかっこいいし是非入りたいんだけど……


「いえ、別に君みたいな変な能力を持つものはいないよ。ただコミュニケーション能力の高いものや情報収集能力の高いもの、頭がいいものなどが集まっているだけのただの生徒たちだ」


 ただの生徒たちって何か? 俺は異常な生徒なのだろうか?


「取りあえず、説明も終わったことだし、部員に会ってもらうのが早いだろう。ほら、倶楽部ルームに行くぞ」


 そうして、先生に連れられながら屋上の片隅にあるプレハブ小屋に案内された。


まず初めにお読みいただきありがとうございます。

どうも、瑞樹一です。


久々に日々投稿できる楽しさと共に閲覧数を見てはもだえている日々です。

そして、コロナのせいで今年度の私の予定は変更がありまくりです。

では、本日はここまでとしてお読みいただきありがとうございました。

 評価やブックマーク、感想などいただけると密かに小躍りしていますのでぜひぜひよろしくお願いいたします。

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