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女神の休日~推しと過ごす日々~  作者: 緑憐
第一章
9/22

9話 微熱のち高熱

 水曜日はお休みしました。m(_ _)m

 今日この時期。

 季節の変わりに対応できなかった私は、微熱でダウン。    

    

 彼に寝ててね?と若干怖い顔で言われ、家でおとなしくしている。


 今日は有給をとった。

 まあ、こういうときはね。



 くしゅん。

 なんか、ぼーっとする。

  

 体温計を見てみると…。

 もう、微熱じゃないね、。 

 私の平均が35度台だから。。。。。。。

 

 見なかったことにしよう。


 お水をちょっと飲んで、毛布にくるまります。こういうときには、やっぱり寝るのが一番。

 寝よう。そうしよう。


 ってときにピンポーン。だよ。



 もう誰?



 外についているカメラを見ると…。


「ののじゃん。」


 私の友人白木ののがいた。

 幸い私の近くには携帯がある。



『のの、どうしたの?』

『何その鼻声!風?』 

『うん。有給とって、休んでる。』

『どう?体調は?』

『アッカ。』

『はあ、ちょっと…。いつもこの時期風引くよね…。そうそう、今日なんで来たかっていうと、新作のパンができたから試食してみてほしくて。』

『また新作?すごいじゃん。って、いなかったらどうするつもりだったの?』

『ポストインだよ。しずくのお家のポストは高性能だからね。それに何度もやってるし!』

『たしかに…。じゃあ、ポストに入れておいて。ゆっくり取りに行くから。』

『りょーかい。入れとくね。感想よろしく頼みます。じゃあ、お大事に〜。』

『ありがとう。』



 ぷちっと、電話を切る音がして、携帯を机に置く。私の友人は、基本ハイテンションなのだ。


 きっと、彼女のハイテンションが、彼女のパンの美味しさの秘密なのだろうけど。







❁白木のの

幼馴染で、パン屋さん。

彼女の夫は1つ下で、よく二人で歩くところを目撃できる。




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