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女神の休日~推しと過ごす日々~  作者: 緑憐
第一章
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1話 寝起きの顔を見させてください

 始めだけテンション爆発?

 私どこぞのイチヲタク。

 

 会社ではそんなの興味ないなんてふりしながらも裏ではキャーキャー言っている、まあ、最低なタイプである。  


 私山波雫 25歳 オー型。



 いま、目の前に、推しキャラがいます。

 







 


 政府から〈貴方は選ばれました。〉とかいうよく分かんない文章が届いて、宝くじにもあたったかのような感覚、あの感覚で呼び出し場所の研究所に行ったら……推しキャラですよ、推しキャラ。しかも本物、立体。ほっぺ触っても、腕触ってもぬくもりがちゃーんとありましたので生きているかは確認済み。


 もうもうこれ以上にない眼福!!!!!

 

 黒色の髪に、凛々しい体付き!これぞまさに、ウィアドル様〜〜〜!ザッ日本人って感じの容姿に思われちゃうかもしれないがそれは全然違う!

 何かクールでイケメンで、シャツとズボンだけという質素な洋服でもオーダーメイドのスーツを着たビッグ中のドンがズカズカ歩いてるくらいのかっこよさだぞ!クール中のクール!


 あ〜!

 寝息もやばい、マジやばい。何なのこの、オーラ?キラキラ?ああ〜!やばい、暴走しかけてる。



きっと、優しくて、。

スマートで…





「そろそろ起こしますよ。」


「私がやります!」


 寝起き一番の顔を一番始めに見るのはこの私!絶対に譲るものですか!

鼻をくすぐったり、コショウを鼻にちょっとのせたりと、まあいろいろやりましてですね、おきましたよ。起こさせましたよ。


 勿論、写真も取らせていただきました!ひきのばして、壁に貼りますよ!ふふ。



「ウィアドル様?」

「誰だ?」


「あ〜!至福!!!!!」


 もう声聴けて、動いてるとこ見て…もう私感激!やばい、ずっと興奮してたからかな、くら〜っという目眩が〜。楽しそうな感じかもしれないけど私鉄分取らないと貧血ヤバいから。マジ。


倒れる私を受け止めたのは、はい、ウィアドル様〜。流石です。本当。


 実はこう入る展開を期待してはいた。しかし、起きてすぐ、はい受け止めてー!というわけにはいかないと思っていたので倒れる瞬間に諦めたんですけど、、。なんか、思ってるより、ウィアドル様が、すごかった。やっぱり、物語の世界で剣握ったりしてたからか?(物語界最強)それとも頭よしの、魔法完ぺき強すぎマンだからか?(物語界イチの天才魔術師)


 すごすぎてよくわからないが、


  


 「治癒魔法をかけるがよいか?」

 そう言われて治癒魔法をかけられまして、復活したので、ウィアドル様御本人に聞くとしよう。


 元気になった私は、私が聞いた話とは違う話を、ウィアドル様と一緒に聞くと。まあね、私が見てたのは研究員の方ではなくて、ウィアドル様ですけど、ウィアドル様!(大変失礼なことを致しました。)


 内容は簡単簡単。

 ウィアドル様に魔法とかを教えてほしくて呼び出ししちゃったと。

 戻す方法わからないから、とりあえず私(加藤美波)と一緒に暮らし、馴染んでほしいと。


 ヲタクの私、この内容に感激してるけど、ウィアドル様からしたらびっくりだよね!

 いきなり呼び出された異世界で魔法教えてください〜って。

 まあ、私は、ウィアドル様の考えとかどうとかそんなの知らず、純粋に会えて嬉しいけど。


「魔術を、教えて頂けますか?」


「ああ、引き受けよう。この世界は見たことのないものも多い。故郷の世界にも思い出はあるが、あの世界は一時を通り越してとまってしまったんだ、もう動かぬ世界でくらすよりはずっといい。」


「本当ですか!」(私)


 あのですね、実は呼び出した政府側より一緒に暮らす私の方が興奮しているんでございますよ!!


「ウィアドル様!よろしくお願い致します!」

「あ、ああ。よろしく。」



 

お願い、引いた顔しないで!ちょっと傷つくっていうか悲しくなる。


  






 その後ですか?

 その後はですね、ウィアドル様と用意されていたホテルにとまりましたよ。ええ。


 頭がよろしいからですかね、イチを教えれば10理解できちゃうわけですよ。

 



 もう本当。


 貴方って人は。

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