2.やっぱり面倒。お金と制度のお話。
二話目は例によってお金と制度の話です。
私は病気休暇に入ってから一年以上が経ってしまいました。
給料上、病欠は1年しか保証されないんですよね。(基本給の何割かですが。企業によって違うと思います)
で、その後はどうするかと言うと傷病手当と言う制度に切り替わります。
これは毎月診断書が必要になるのでとても面倒です。
※傷病手当は本人の都合で最高三か月までまとめて出してもらうことが可能です。
でも、年金や保険・介護保険なんかの入金は毎月請求されるので毎月書いてもうか、手持ちに余裕があれば三カ月分まとめて出してもらうか、どうにでもなるようです。
私はこの傷病手当金から保険各種を天引きしてらっていたので毎月必要だったのです。
でもこの傷病手当金の診断書と言うか、申請書?は保険が効きますので数百円の単位だったと思います。普通の診断書みたいに高額ではないです。
で、やっぱり面倒ですが必要ですが、基本給の2/3?だったかな?その位を保証してくれます。
これは上限が一年半?です。
※企業によって制度が異なることも多いと思いますので必ず確認をされてください。
それと、私は今回不本意ながら転院する羽目になってしまいました。
特定疾患の申請をすると、医療費の上限が抑えられとても助かるのですが。(私の場合月額二万。申請した年の前年度の収入で決まります)→今年度から一万になった!\(^o^)/
でもこの特定疾患の制度は保健所で申請し、登録した病院でしか使えないんです。
私は私の勤めていた病院しか登録していなかったので、慌てて医大を追加に行きました。
薬局も同じです。
旅行先などでいきなり具合が悪くなって初めての病院に飛び込んでも、特定疾患の恩恵は受けられませんので注意が必要です。
そして、私は今回治療が長引くことを覚悟して障害年金を申請してみました。
これも国民年金の人とか共済(公務員)の人とかその他いろいろ条件は違うんですけど、これは病名じゃなくて「症状」によって下りるかどうかが決まります。
審査は結構厳しいらしく、「一回目二回目はお試し位な気持ちで出してみましょう」と最初から診てくれているS先生が言ってくれたので出してみたら、何とびっくり通ったんですよ!
でも書類集めはすっごく大変でした。
半分くらい集めた段階で労務士さんにお願いした方が良かったかと後悔したのですが、すでに半分集めた後だったので頑張りました(苦笑)
だけど、私の場合いくら大変と言っても初診からずっと一か所の病院だったので普通の人よりはずっと楽なのだろうと思います。
診断書だけでも「初診時」「一年半経過時」「現在」の三枚が必要で、この「初診時」がどこかでもめるケースが多いようです。
なので、「かかりつけ医」は必ず作りましょう!!
書類を全部集めて提出して、それから審査なのですが、これが三カ月とか四カ月とか待たされます。
「通りました」と言う通知が来てから実際にお金が入金されるまでも二~三ヵ月待ちます。
それでもありがたい制度です。
症状の見直しは二年ごと。
等級があって上がったりもしますし、落ち着けば止めてもらうこともできます。
最初一回や二回ダメでも年一回くらいのペースで出して行きましょう、とS先生が言っておりました。
もし、一度提出してダメだった方、諦めないでダメ元でも頑張ってみてください。