表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

lv.1 武勇伝

格闘王「そうそう、そうなんだよーあそこの狩場最高だよな」


賢者「経験値おいしいよね。私も下積みのころはお世話になったわ~」


聖騎士「私達は今でもあそこ使ってますよ」


格闘王「マジか、もしかすると?もしかして聖騎士って西国の出身か?」


聖騎士「ええ、よくご存知ですね」


格闘王「あーあーよく手合わせさせてもらったぜ」


聖騎士「まさか!うちの騎士達がボロボロになって帰ってきた事があったのは」


格闘王「ああ、多分俺だな、おたくらの部隊見込みあるやつら揃ってんじゃねーかあんときは久々に楽しかったぜ、今度うちの若いものとどうだ?」


聖騎士「いいですねー負けませんよ~」


賢者「あらあら、接近戦だけのむさい戦いなんてどうでしょうね」


格闘王「ふっ、あんたともそのうちケリをつけるつもりだよ」


聖騎士「あなたの究極魔法は敵に回したら怖そうですし」


三人「「「HAHAHAHAHAHAHAHA」」」


勇者 (こいつら一体なんの話してんだよ!?主人公誰?誰?冒険の話より経験値稼ぎの話って誰が聞いてて楽しいの!?)


賢者「勇者様はどこで修行を?」


勇者 (振らなくていいから~そういう無茶ぶり…まぁいいや僕が弱いことを正直に言えば、僕を見捨てて勝手に魔王退治にでも行ってくれるだろ」


勇者「え、えーと僕は…主に(畑で)カラス退治を」


賢者「!」


聖騎士「なっ…」


格闘王「おいおい…」


勇者「えーと、何か?(よしよし)


賢者「驚いたわ…誰がやったのかって謎のままだったけどそういうことだったのね」


勇者(え?)


聖騎士「ふふ、なるほど全て納得がいきましたよ」


勇者 (え?)


格闘王「やつはいつか俺が…て思ってたんだけどな…ったくさすが勇者様ってやつはちげーな」


勇者「えーと、皆さんなんの話を…?」


聖騎士「とぼけなくてもいいんですよ。八咫烏を倒したんですね!?」


勇者「八咫烏…?」


聖騎士「まさかそれも分からずに倒したのですか!?なんという方だ」


賢者「八咫烏っていうのはね、本来国から国を案内する3本足の神の鳥だったんだけど、魔王の魔力の影響でね、闇落ちしちゃって、闇に導く用になっちゃったの。一回魔王の手に落ちた者は元に戻らないから、倒さなきゃいけなかったんだけど」


聖騎士「腐っても元は神の使い一般人じゃ歯が立ちません」


格闘王「そこで、俺らのような力あるものが探して回ってたんだが、まさか坊主に先を越されちまうとは、しかもなんとなくで倒しちまうんだから大した男だ!!」


勇者「いや、あの…」


賢者「神の使い相手にそれって、もしかしたら…」


聖騎士「神と同等の力の持ち主ですね」


格闘王「いやー!この坊主がいるならこの先安泰だな!」


聖騎士「ええ、我々も微力ながらあなたをサポートさせていただきます」


賢者「ふふっやっぱりあなたは興味深いわ」


3人「勇者様万歳!!」


勇者 (俺…どこまで行っちゃうの?)

勇者=カカシ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ