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植生

作者: 木下風和

気持ち悪かったら、すぐ退室を!!!

(っていうか、短すぎるし。。。)

貴方はどう考えているかは知らない。僕等がなぜ生まれたのか。なぜ死ぬのか。

人間以外には考えられない。なぜ僕等、生命は死にゆくのか、その理由について。

だけど、考えられても分からない。ある人は神様にその理由を問い、ある人はキャリアに上り詰めることでその理由を見いだす。そして、ドンドン理由はぼんやりしていくばかり。

僕はいったい何をしているのだろうか。なぜ生きているのだろうか。


周りは当然のことであふれている。

「今は我慢の時だ、しっかり勉強しなさい。」「必要とされる人材になるために努力しなさい。」

確かにそうだ。そういうことを今の僕はやらなくちゃならない。でも、それをしていない。

だからなのだろうか。こんな難しく、つまらないことを考えているのは。

いや、難しくないのかもしれない。アインシュタインが言ったように、周りは糸が絡まってるだけなのだろう。真ん中はすごく簡単なはず。

当然のことをやると言うことは、すごく「簡単」な事なのだ。でも、それに対して自ら一歩踏み込む作業がすごく難しいのだ。現に今の自分がそうではないか。


僕等が生まれたことには意味がないのだろう。元々、無駄な存在なのだ。この地球に、宇宙に「モノ」なんて必要なかったんだ。

でもたまたま、「生」が誕生したのだ。意味なんて無い。それを追及するのはいいが、決して万人に通用するモノなんかじゃない。限りないエゴイズム。ほら、「簡単」だろう。


僕はたぶん、そのエゴイズムの中でも底辺の方をさまよっているものなのだろう。利用される価値もない、ゴミの中の「ゴミ」。人の「努力」や「我慢」っていったい何だろう。それを語れる人間にはなりたいと思う。人間のそれには、この世にいていい、そんなパスポートを創ってくれる。生きたいよ、でもその分つらい。やっぱり、難しいのかな、「生」って事は。


なんだかねぇ~

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