表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

58/170

初めては好きな人に捧げたいのに、孔明が『俺たちの子孫』とか言い出した件

 ウチ、アイル。

 好きでもない男にモテる女。

 孔明が話すと酒臭い。


「未来の地球で、神々との決戦が始まりました」


 ウチは無関心を装って、鼻の頭をポリポリとかいた。


「へえー、そうなんか。宇宙の話は専門外やわ」


 孔明はニヤリと笑う。


「私たちの子孫が大活躍しているそうですが?」

「な、なんやて!?」


 ウチは思わず叫んだ。


 こいつの子孫って、ウチの子どもってことちゃうんか?


「あかん、それだけは絶対にあかん。ウチの初めては、好きな人に捧げると決めとるんや!」


 孔明はふむ、と頷くと、なんや知らんが自信満々な顔で胸を張った。


「私はこう見えても、千の女を抱いたおとこ。安心してください、問題ありません」

「なんでやねん!」


 ウチは思わずテーブルを叩いて立ち上がった。


 キモい!


 今すぐ除菌シートで脳みそいてほしいわ!


 この場にいたら、ツッコミ疲れて明日を迎えてまう。


 ウチは、洛陽の五つ星寝カフェ『ズボラの館』に逃げ込むことにした。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!


 「面白かった!」「続きが気になる!」と思っていただけた方は、ぜひブックマークや評価で応援していただけると、とても励みになります。


 どうぞよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ