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大阪女子はもう負けへん――前世を超える反撃

 ウチ、アイル。

 洛陽から成都、そして天王寺へ――転移中や。

 展開が早すぎるな。


「そろそろ来るで、あの攻撃が!」


 前世でノエルが右手を掲げた瞬間、とてつもない衝撃しょうげきが吹き荒れ、ウチらは全滅した。



 ウチのスマホが宙を舞い、ランダムにアプリを起動する。


 何が出るか分からんけど、やるしかない!


『新・女神転生』


 神々しい光が辺りを満たし、ウチの姿はアテネに変わった。


 派手なBGMが頭の中で流れる。


 アプリの責任者、どこや!


「前回みたいにはいかへんで、くそ野郎!」


 ノエルに向かって叫ぶが、光がまぶしくて視界はほとんどゼロ。


『リヴァイヴァル・コード』


 その光で、ノエルの内部衝撃魔法 『ダーク・パルス』は完全に打ち消された。


「どういうことだ……!」


 ノエルが叫ぶ。


 カウンタースキルを起動しようとしたそのとき、ハルトが口を開いた。


「待ってくれ、俺がやる」


 ルミナがにらんでる……あー、めんどくさい女や。


「しゃーないな。かっこええとこ見せてや」


 ウチは、ハルトの真剣な瞳を信じ、すべてを託した。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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