多次元パラレルワールド奮戦記(再び異世界へ)
また書き始めました。暇に任せて書きますが完成は未定です。本当に完成出来るのかな。
「待てまだだゼイラ族長、おかしいでは無いかお前に任せている多次元パラレルワールドが、このところ変調著しい何かあったのか?」
「これは異世界ゴッド様ゴキブリより歴史の劣る人間の雷電健太と云う者が、ちょこまか暴れているせいで御座います少し懲らしめますか?」
「そおだのこのままでは異世界パラレルワールド自体、崩れ去るかもしれないな。早急に対策たててその雷電健太と云う者を始末せよ!」
「早急に対策を致します。最新の宇宙船にて、その者のチャチな宇宙船をぶっ潰してご覧にいれます」
ここに言う異世界のゴッドは、人類の言うゴツトとは少し違うようです。人類の救世主では無いようなのです。神にもいろいろアルのですねぇ。
この宇宙には方角の基準は無い、ただ住んでいた地球から、北とか南とか言っているに過ぎないのだ。この天野川銀河も広い高等生物も、地球を基準に考えてはだめなので御座います。
地球人の他にも宇宙船などを、持つ高度な科学力を有する生き物達がいるのだ。たまたま今まで遭わなかった巡り会えわなかっただけの話しなのだ。それらの生き物にも、それぞれのマイ神様はいるのです。
雷電健太は 暇に任せて太陽系の地球から離れた異世界の銀河の果てに、それは存在したのだ。地球人がいなかった時代から前の時代にも、それは存在したのだ。過去の異物となりそこに存在していた。有り得ない遺跡だった。
それらの遺跡を訪ね観るのが好きであった。その中には思わぬ技術があつたのです。所有者の無い遺跡を探りつつ自分のものとするのも、楽しみの一つでした。今はもうない未知なる技術ですね。
宇宙には文明が消えては栄えるまでのサイクルがある。優れた科学や技術を持っていても、滅びた種族もいたのです。その高度な文明を受け継がれぬぬままに消え去ったのだ。
それは待っていた。雷電健太が丁度土星にさしかかろうとしていた時だった、見上げる程立派な宇宙船だった。
「わあ大きな立派な宇宙船だな、こんなのは生まれて初めて観る!」
ゼイラ族長の、宇宙船だった。
ステレスモードに早速切り替え様子をモニターで見ていたら、親宇宙船から小型の宇宙船が統制採れた動きで発着を繰り返しおこなっていた。小型と言ってもそこそこの大きさはあった。
それにひきかえて雷電健太の宇宙船は余りにも、小さかったのである。それが良かったのか一瞬相手はためらって打って来なかった。けれども遂に雷電健太の宇宙船に、砲門をゆっくりと向けて打って来た。火柱が上がった。
異世界のゴッドにすれば、如何にも目障りな奴だったろう。
「おお我が神様よ、助けて下さい!」
雷電健太は我が神に、祈りました。
同時に宇宙船をワ-プしました。それは一瞬の出来事でした。間一髪で助かったので御座います。
それはワンタッチの差でした、後もう少しで御座いました。胸をなで下ろと同時に今後安易に不用意に近づいては、いけないと思いました。
いずれゼイラ族長とは、戦わねばならないだろう。その時まで腕を磨いて待っていよう慌てる事は無い。