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ラジオ大賞  作者: ふりまじん
投げ銭大将
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76/111

サマー

レッド・ビーンズ・ポリッシャー


小豆とぎを英語に直したからって、どうなるものでもないわね(-"-;)


私は、妖精の客をイメージする。

ラナンシーの彼女……いけない、ヒロインの名前をつけなきゃ。


私は、ノートに急いで書き込む。

ハーレム展開を考えないといけないから、ヒロインは複数必要。


ハーレム…どうしよう?


私は、使いなれない言葉と意味に混乱しながら本棚を見る。

そこで、若草物語を見つけた。


子供の頃、お父さんが買ってくれて、捨てられずに置いてあった本を思わず手にした。


『若草物語』

1868年にアメリカで出版されたルイーザ・メイ・オルコットの小説である。


この物語には、とても愛らしい四姉妹が登場する。 南北戦争などを背景に、家族愛、友情などがちりばめられた素敵な物語だ。


この物語では、四姉妹が引っ越しした先の隣の青年との交流が描かれているのだけれど…

当時は、ジョーと言うキャラクターに感情移入して読んでいて気がつかなかったけれど、隣人の青年ローリーの視点から物語を作れば、今時のハーレム状態になるのではないかしら?


この考えは気持ちを明るくしてくれた。

若草物語のファンに知られたら…怒られるかもしれないけれど、私だって、今時のラノベのハーレムとか言われても、頭が混乱するのだ。

ライトノベル…と言うジャンルではあるけれど、作者によって表現の幅が広くて、ランキングの上位に来るような作家は、話上手で、刺激的な恋愛表現と、少し大袈裟な言葉を良く使う。


ねとられる…なんて言葉、昼ドラや時代劇でしか見たことのない私は、初めの頃はビックリした事を思い出した。


web小説で上位ランカーになりたければ、少し過激な表現を使った方がいいらしいから、大半は、上位を目指して、そう言った作品を書く人が多いらしい。


逆に言えば、小学生位に安心して読ませられる物語は、少ない…はずだ。


少なければ、ライバルは少ないはずだし、児童小説は地味だけれど息は長い。

どちらにしても、フリマの女性グループ作品なんだから、はっちゃけた話なんて書けないし、児童小説を目指す方が無難な気がする。

ローリーと若草物語 四姉妹の関係くらいが、一般ウケしそうな気がした。


私たちと雄二郎の関係なら?


ふと、モデルがいることを思い出し、

ジローは、ローリーのような好青年で無い事に気がついて不安になるけれど…

考えてはダメだ(>_<。)


そう、深く考えすぎると、筆が止まるのだ。

web小説において、更新が止まることを「エターナル」と呼ぶが、これが一番悪手である。


素人が投稿するサイトであるから、思ったように話が続かなくて止まってしまう作品が少なくない。

だからこそ、読者も気に入った小説は、多少の誤字や設定矛盾があっても、更新される限り、読まれるか、読むのに飽きても酷い批判なんてまずはしてこない。


web小説の読者は、野鳥観察のように辛抱強く、鳥が鳴くまで待ってくれているような人もいる。


このような読者がついていて、作者が真面目に更新している限り、ギャラリーの酷い批判は来ない…ような感じがする。


まあ、上位ランカーや書籍化作家になったら、話は別なようだけれど、

500円を狙う私には、関係ない話だ。


とにかく、突き進む。

アップしたら、その瞬間から、完結だけを目指すのだ。

グダグダ考えるくらいなら、更新して、間違いは笑って後から訂正。

それが出来るのは、webの良いところなのかもしれない。


いけない。話が脱線した。


とにかく、ヒロインは四人。

名前は、覚えてお得な言語に。


英語の四季にしよう。


サマー

オータム

スプリング

ウィンター


主人公は、なつこをイメージしたから、サマー。

他はおいおい考えよう。

私は、ノートにそう書き記した。


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