表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ラジオ大賞  作者: ふりまじん
投げ銭大将
63/111

別に良いんじゃないかな?

スマホで話して、しばらくの間、奈津子は豪快に笑っていた。

そして、笑いが収まる頃、私を慰めるようにこう言った。


「別に、書いても良いんじゃないかな?雄二郎、気にしてないと思うし。

私、その変な話、読みたいわ〜」

あははと笑いながら奈津子が言う。

「笑うことないじゃないっ。」

「いや、だって、キャベツメンチを買いに行って、そのまま車で異世界転移なんて、私には考えられないわ。」

奈津子はスマホの向こうで笑いを噛み殺している。


私には、透視能力はないけど、でも、わかる。


「うるさいなぁ…。だから、この話は没にするんだから。いいのよっ(///∇///)

私は、地味なファンタジーで小銭を稼ぐんだもん。

きっと、一緒にはいけないけど…モーニングを食べるための500円。きっちり稼ぐわよ。」

私は、自分のこずかいでドーピングするしかないと焦りながらも言う。

「ぷっ…500円って。二万円、ジローの話でさっくり稼げば良いじゃない。

そして、皆でいこうよ。

コロナなんて、秋には終息するよ。

だって、随分と感染者も落ち着いてきたし、

死亡者も少ないらしいよ。

なんか、政府のキャンペーンでお得に旅に行けるらしいし、割引使えば、皆でプチ贅沢が出来るって。

給付金で経済回さなきゃ。

まあ、小説で稼げなくても、その割引があるし、雄二郎も働くんだから、大丈夫。

ここら辺の人だって、秋には落ち着いてくるよ。

マスクをして、感染対策をすれば平気だよ。

そうだ、なんなら、その勇者のファンタジーとジローの話、同時に投稿しようよ。私、手伝うし。」

奈津子は人懐っこくそう言う。

確かに、7月に入って、少し落ち着いてきた感じはする。

確かに、県外から来る人とか、都会から帰省するについては少し神経質になっているけれど、温泉や観光地など、手探りしながら感染対策を考えていた。


確かに、小さな噂や、感染者のローカルニュースは怖いけれど、映画のようなゾンビ化するわけでもなく、私の周りでも感染者は出ていなかった。


確かに、高血圧とか、疾患を抱えている人はリスクがあるみたいだけれど、8月の灼熱にやられて冬まで終息する希望もある。


雄二郎だって、仕事が舞い込んできたのだから、秋にはきっと……。


夢が少しだけ目を出す。

「そうね…、そうだったら良いわね。

雄二郎の話は、本人が良いって言ったら、書いてみるわ。

雄二郎の仕事は、9月からよね?

あと2ヶ月あるし、どうせ、何処にも出掛けられないしね。

お盆も、和尚様には回ってこなくても良いって言ってあるし…。旦那はどうせ釣りに行くんだと思うし。

書いてみようかな…。

でも、あんまり期待しないでね。」

私は、夏もまだなのに、秋を思う。


色々心配だけど、考えたって仕方ない。

どう運命が転んでも、お金を稼いでおけば、希望がわいてくるに違いない。


私は、少しだけ楽しい未来に期待をする。

色々、怪しいネットの情報は、今は必要ないのだ。

まずは、異世界へ。

そして、名古屋へ。


秋に旅行へ行けたなら、伊勢詣りをしてこよう。


ついでに長野のおじさんの家によってきても良い。

私は、夢が膨らむのを感じた。

奈津子は、期待していると私にプレッシャーをかけて電話を切り、

しばらくすると、頃合いを見計らったように雄二郎からメールが来た。




本文

仕事は、9月からだよ。

給料でたら、名古屋にいけるよ。

小説は書いてもいいよ。



雄二郎のメールを見つめながら、私が小説で二万円稼げたら、全てが上手く行くのではないか、なんて、錯覚に陥る。


サイトを開いて、文芸大賞の予定を調べた。

サイトには登録したし、過去のイベントの受賞作品を調べたりもした。

大賞に参加すれば、少し、ポイントが加算されたり、色々な特典があるのも知っている。


これに合わせて、底上げしよう。

二万円は無理でも、千円…

ビギナーズラックで千円を目指そう。


私は、何か、良く分からない焦燥感に泣きたい気分になりながら、ノートに設定をかきはじめた。


ここまで読んでくれてありがとうm(_ _)m

本当は、ここで10万字の感謝を述べる予定でした、が、あと400字足りない( ̄▽ ̄;)

なんとも締まらない私です(^_^)a

気がつけば数年、やっと、まともに公募に応募出来る字数になりました。本当に嬉しいです。

この作品は、設定とかが崩壊する心配がなく、あと、短編のファンタジーを書いて評価をもらい、スミレがどう思うのかを書けば完結すると思うと、とにかく、嬉しい。


ここから、そのファンタジーの短編を書く予定なので、ここからの更新が遅くなりかもしれません。

ここで書いてから投稿するか、いきなり、短編を投稿して感想だけを載せるのか?

贅沢な悩みです。

とにかく、完結を目指して頑張ります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ