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ラジオ大賞  作者: ふりまじん
投げ銭大将
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追放者

色々と、混乱したまま放置した認識をほどいてゆくと、結局、私は『なろう系』と言う作風には合わない事が浮き彫りになる。


まずい…(ーー;)


そう、私は『なろう系』を批判したいのではなく、書きたい。そして、ポイントとブックマークを貰って人気者になり、金儲けしたいのだ。


泣きたくなる。


だって、ここで昔のファンタジー風味の素人の話なんて、ほぼ読まれないに違いない。

しらないけど、皆、そんな話をしている。


確かに、私は、書籍化なんて望んでない。

二万円…名古屋へ向かう二万円が稼ぎたい。


それが無理でも、1ヶ月で500円…物語で稼いだお金で、モーニング一食分、名古屋へ行くときに持って行きたい。


でも、推定50円を500円の価値にするのは、競馬とか、ギャンブルだって大変だと思う。


気持ちが()いてきて、それを落ち着かせる。


そう、もう、稼がなくても良いのだ。


私の役目は済んでいる。

私はもう、小説を書かなくてもいい。


そう考えると、胸がつまり、今までの軽く考えたキャラクターが頭を回った。

追放者…私は、さっきの老騎士とローランドを融合させて、彼に自分の気持ちを吹き込んだ。


頭がよく、誰が評価しなくても実力がある、そんな追放者…

そんな人物が、人を見る目のないポンツク勇者に文句を言われるまで、自分の立ち位置を理解できないわけはない。


皆に必要とされなくなったとしたら……。


仲間に気を使わせることなく、自らのその場を去るに違いない。


私は雄二郎の再出発を祝福し、

彼が困るような小説を没にするように、


老騎士ローランドもまた、自分の消えるときを見極めている。


若く、向こう見ずな勇者の先を考えて、

自分が必要なくなった事を…

新しい冒険の為の騎士を迎える事が出来るように。

軽い捻挫を理由に田舎へと暇を貰って向かうのだ。

老騎士と勇者に、私は弟と父さんの最後の喧嘩を思い浮かべた。


お盆休みに、弟は東京にコンサートを見に行く予定を組んでいて、それを父が止めたのだ。


父は、墓参りは家族がそろってするものだと怒り、

弟は、一生に一回当たるか分からないプラチナチケットを死守するつもりだった。


高校生の弟に突進した父さんを、弟は軽くとめた。

それどころか、あからさまに手加減しているのが、私にもわかった。


父さんを倒そうとした弟に、母さんの激がとんだ。

「やめなさいっ!!」


弟は、母を見つめて、しっかりと父の渾身の突進を余裕で受けながら、

仕方ないと言わんばかりに、わざと負けるように逃げた。


あの時の、自分の衰えに気がついた父の顔を思い出して、胸がつまる。



ローマ人のような黒髪の縮れ毛のローランドの発達した顎に、父の男らしさを見た気がした。


自分の力の限界をしってなお、自分の役割を全うしようとする強さだった。




ローランドは、誰に送られることなく街を去る。


身寄りがなく、言葉を発せない、いじめられっこの少年を共にして。



でも、負けて出て行くのではない。

若い勇者が軽く見ている辺境の異変を調べ、国を守るために。



うーん(;_;)なんか、良い話に感じるけど、アクセス稼げない気がする……。


なぜなら、『なろう系』小説とは、こんな感じの前置きをバッサリと切り落として文章を構成している…気がする。


それはそうだ。


素人の駄文に不必要に付き合ってくれる、奇特な人物など、そうそうはいないのだ。


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