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ラジオ大賞  作者: ふりまじん
白百合姫
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カセット

今は、転生ものが流行りらしい。

が、私の時代は前世の話が流行っていた。


過去に超絶パワー…今で言うところのチートと言うやつを手にして、神々と戦ったりして、普通の子供に生まれ、そして、何かに巻き込まれる…見たいな流れだった。


主婦であり、母である私には、子供がホイホイ死んで次の人生を生きようとする話なんて書きたくはない。

自分より先に息子が死ぬなんて…悲しすぎるからだ。


まあ、ライトノベルと言っても、オッサンが転生するものが多く…

でも、やっぱり、旦那でも、嫌だわ。

最近、会話も少ないけど…死なれたら悲しいもの。


(´ヘ`;)はぁ。


もう、最近の流行りに乗るのも大変である。


まあ、我が家の事は置いておいて、

『タイタンの恋人』の話だ。


それにしても…なんで、ここに来て、昔の黒歴史が次々と沸き上がるんだろう(-_-#)


と、文句をいっても仕方ない。


私は、ハイボールを飲んだ。

だって…シラフでこんな話、読めそうに無い。


部屋を閉め、ヘットフォンをする。

原田知世さんの『時をかける少女』を聞いた。

世代的には上なのだけど、この曲は、叔父さんが好きだった。

あの頃、カラオケは一曲100円で、ゲームセンターやボーリング場と一緒だったりした。


バブルがどうこう言われても、子供のこずかいで何曲も歌えるわけもなく、よく叔父さんに、おねだりした。


今考えると、叔父さんも大変だったと思う。

でも、そんな事は気にならないくらい楽しく過ごしていた。


私も、おねだりをしたけれど、叔父さんもよく、この歌を私にリクエストしていた。

あと、菊地桃子さん…


たまに、奈津子も連れていって貰うと、奈津子はミポリンを歌わされていたっけ。


身長が高くて、綺麗な声の奈津子が歌うとそれは素敵だった。


あれは…何て曲だったかしら?


私は、カセットテープを探し始める。


ミポリン…えーと、そう、中山美穂さん。

背表紙をみて取り出すと、自作のケースに赤面する。


そこには、運動会の長く赤いハチマチを巻いた学ラン姿の奈津子が笑っていた。


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