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長秋神社ーあのひとの神社があってもいいじゃん

三人の影

作者: 陸 なるみ

やっと僕のものにした君が窓辺で笑う

そこで待っていればあの男が訪ねてくるかのように


心を尽くして抱きしめる君が腕の中で泣く

あの男の感触を思い出すかのように


どんな歌も君を繋ぎ止められない

君は言葉を待っている

あの男が放つ言霊の数々を


僕に人生いのちを預けた君が温室で笑う

あの男を思わせる花を育てながら


縋りつく君の瞳に翳りが走る

僕が何に気がつくか怖がるかのように


こんな歌も君の心を解かさない

心の底に沈む影

あの男は僕たちを放っておいてくれない


君は僕だけのものになり得ない


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― 新着の感想 ―
[良い点] 登場人物が可哀そう…って思ったくらい感情移入してしましました。 [一言] 自分にはこのような詩は一生かけない気がします(*^-^*)
[良い点] 凄まじい三角関係ですね! ラストの一行が全てではないかと思いますが、女性の隠された心情など中盤も非常によく描かれていると思います。 この作品も香月好みです!
[良い点] うぅ。男はずっと苦悩を抱えて生きていくのかな(汗)
2019/01/25 18:33 退会済み
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