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短文詰め合わせ《1》

※白黒混在。


暴力的表現、

若干というかうっすらと、性的表現アリ。



真っ白な画用紙を赤で青で塗り潰していく

快楽?嫌悪?ぐちゃぐちゃになって穢されて

すぐ丸めて捨てる癖に


もう一人の影が囁く

君はどこに向かうのかって

わからないよだってもう…

衝動が僕を赦さないから


ただ赴くままに絵筆を握るんだ

何度も呟き続ける自分


パズルのピースにチェスの駒、全ての白を塗り潰してもそれは虚構でしかないよと

僕のすぐ傍にいた君が笑った






ただ青い空が浮かんだんだ


見えたその先にある世界は


多分ずっと昔から光に満ちている


まだそれに気づかないだけで


一つ色を見つけたアーティストは


七色の夢を見る


先はまだ永くとも色はきっと一つではないと


遠い空に描き続ける


長い夢の終わりまで


どこまでも歩き続ける


僕はそんな旅人なのさ






黒い影見つめ揺れる焔は踊り狂う

塞いだ瞼に口づけて流れる涙を舌で掬って

汚れなき純白を犯してみたくなる


『好きって何?』

愛を語るも狂おしく悲しげに揺れた小さな体に

印をつけては止まない声を口で塞ぐ


囚われた意識の先に標のように香る華に

縛られたうつろな心を

ただただ与えられた快楽にほら差し出してごらんよ?

貴方にはとびきりに甘い夢を魅せてあげる

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