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仮 灰
※暴力的表現あり
過去、病み期に書いてたもの。
…今となっては自分にも意味が分からない←(おいっ
繋がらない意識
薄れゆく記憶
『もう僕は何も思い出したくない』
君がそう言っていた気がした
ぐちゃぐちゃした感情が現れて
消シテシマエと脳が語る
『ガタガタガタ…ザーッ…ズ―ッ…』
ノイズ蠢き動き出す身体
影を落とした冷気な笑みで
微笑んだ…
絡みついた無機質な
鎖で縛りつけられた身体を震わせて
許しをこえと
仮面越しの眼差しが醜く歪んだ
僕は剣を振るった
笑みを消した貴女を掻き消すかのように
無に落ちるその瞬間さえ愛おしく
飾り塗りたてられた赤に
そっと口付けを落とし笑う