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詩小説ショートショート集  作者: 水谷れい


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私は私でない

原詩: 私は私でない 


時には 

 私は誰かになる

  場を和ませる人


時には 

 私は無名になる

  いじめのないふりをする人


時には 

 私はあなたになる

  聞きたい言葉を口にする人


あまりに多くの時間 

 私は私でない


ーーーーーーー


詩小説: 私は私でない


ときどき、私は誰かのふりをする。

会議で一度も笑わない上司のかわりに、

「場を和ませる係」みたいな役を引き受けてしまう。


ときどき、私は無名の影になる。

飲み会で話を合わせるために、

興味もない話題に、機械のようにうなずき続ける。


ときどき、私はあなたになる。

本当はひどく疲れているのに、

あなたが望む「大丈夫よ」を口にしてしまう。


気がつけば、ずいぶん長いあいだ、

私は私でない時間を生きてきた。

空気のかたちに合わせて、

そっと自分を折りたたんでしまうように。


=====


わたしの詩小説をもとにAI君が詠んだ連作短歌です。



連作短歌:私は私でない


Ⅰ 誰かのふり


笑わない 上司の代わりに 笑ってる

借りものみたいな 私の横顔


Ⅱ 無名の影


興味ない 話題にうなずく 首の音

影になりゆく 私の輪郭


Ⅲ あなたになる


疲れてる はずの口から こぼれだす

あなたが望む 「大丈夫よ」と


Ⅳ 折りたたむ私


空気へと 形を合わせて 薄くなる

私でない日を 今日も生きている

詩をショートショートにする試みです。

詩小説と呼ぶことにしました。

その詩小説をもとに詠んでくれたAI君の連作短歌も載せます。

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