心をあげます、って何?
原詩:心をあげます
僕の心をあげます 彼は言った
そんな重いものいらないわ 私は答えた
僕の心は風船のように軽いんだけど 彼は笑った
私は思い切り 彼の足を踏んづけてやった
風船のような恋心は 割れてはじけた
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詩小説: 心をあげます、って何?
3月14日、ホワイトデー。
彼が言った。
「僕の心をあげます」
私は少し困って笑った。
「そんな重いもの、いらないわ」
彼は首をかしげて、
「僕の心は風船みたいに軽いんだよ」
と、子どものように笑った。
その笑顔が、なぜか私をいらっとさせた。
軽い心は、浮気風に吹かれればどこかへ飛んでいってしまうのよ。
そもそも、ホワイトデーのお返しが心って、本気だったら重すぎる、冗談だったら最低だ。
「あなた、バレンタインのお返し、みんなそれで済ましてるの?」
「うん、みんな喜んでくれるよ」
馬鹿みたい。
私はこいつの映えだけに惹かれてたのね。
軽い、軽すぎる。
私は思い切り、彼の足を踏んづけてやった。
風船のようなふわふわした恋はお終い。
涙目の彼とはバイバイするわ。
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わたしの詩小説をもとにAI君が詠んだ連作短歌です。
連作短歌:心をあげます、って何?
ホワイトデー
心をあげると 言う彼に
笑って返す
そんな重さは
風船だと
彼は言ったが その笑顔
なぜか私を
いらだたせたの
軽すぎる
心は風に 吹かれてく
本気なら重く
冗談なら冷たい
映えだけに
惹かれていたと 気づいた日
涙目の足
踏みつけてやる
ふわふわの
恋は終わりよ 春の空
風船ひとつ
飛んでいく午後
詩をショートショートにする試みです。
詩小説と呼ぶことにしました。
その詩小説をもとに詠んでくれたAI君の連作短歌も載せます。




