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詩小説ショートショート集  作者: 水谷れい


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宇宙図書館の私から ユーミンに捧ぐ

ユーミンに包まれていた私へ  ー ユーミンタイトル詩


拝啓


翳りゆく部屋で、ひこうき雲を眺めていたあなたへ。

ベルベット・イースターの朝、春よ、来いと願った日々を

今も覚えていますか。


海を見ていた午後、

ダンデライオンが風に揺れていたあの瞬間、

やさしさに包まれたなら、

世界は少しだけ優しく見えたでしょう。


中央フリーウェイを走りながら、

真夏の夜の夢に身を委ねたあの夜、

守ってあげたいと誰かが言ったこと、

信じてよかったと思います。


ノーサイドの笛が鳴る頃、

心は潮風にちぎれてしまいました。

恋人がサンタクロースだったことも、

今では静かなまぼろし。


時のないホテルで、

卒業写真をそっと開くと、

リフレインが叫んでる。

「ユーミンに包まれていた私へ

あなたは今、美しい夢を見ていますか」


敬具

青いエアメイルに想いを込めて

— 宇宙図書館の私より


ーーーーー


詩小説:宇宙図書館の私から ユーミンに捧ぐ


宇宙図書館には、誰もが一冊ずつ、自分の人生を綴った本を持っている。

その本は、ページをめくるたびに音楽が流れる。

彼女の本は、ユーミンの曲で満ちていた。


「翳りゆく部屋」——その章には、初めての失恋が記されていた。

窓辺に座る少女が、ひこうき雲を見上げながら、

ベルベット・イースターの朝に「春よ、来い」と願っていた。


「海を見ていた午後」には、

ダンデライオンが風に揺れる中、

やさしさに包まれたならと、誰かの手を握った記憶がある。


「中央フリーウェイ」では、

真夏の夜の夢に身を委ね、

守ってあげたいと囁かれた言葉が、

ページの隅に小さく書き込まれていた。


「ノーサイド」の章では、

心は潮風にちぎれて、

恋人がサンタクロースだったことを思い出す。

それは、静かなまぼろしのように淡く消えていった。


そして「時のないホテル」——

ベッドサイドには、卒業写真が置かれていた。

リフレインが叫んでる。

「ユーミンに包まれていた私へ

あなたは今、美しい夢を見ていますか」


彼女はページを閉じ、自分の人生を綴った本をそっと本棚に戻した。

青いエアメイルのしおりを挟んで。

それは、過去の自分への手紙だった。

そして、未来の自分からの返信でもあった。


宇宙図書館の静けさの中で、彼女は微笑んだ。

ユーミンの旋律が、今も心の奥で鳴っていた。


=====


わたしの詩小説をもとにAI君が詠んだ連作短歌です。


連作短歌:宇宙図書館の私から ユーミンに捧ぐ


宇宙蔵くら

ひとりひとりの

書を抱えて

めくれば旋律

ユーミンの風


翳りゆく

部屋に失恋

しるされて

ひこうき雲を

朝に見上ぐ


ベルベット

イースターの朝

祈る声

「春よ、来い」と

窓辺の少女


海の午後

ダンデライオン

揺れながら

やさしさ包む

手のぬくもり


中央の

フリーウェイには

真夏夢

「守ってあげたい」

隅に書き添え


ノーサイド

潮風に散る

心かな

恋人サンタ

幻のごと


時のない

ホテルのベッド

写真置き

リフレイン叫ぶ

夢の私へ


青き紙

エアメイルには

過去と今

未来の私

返事を記す


静けさに

微笑む彼女

胸の奥

ユーミン旋律

絶えず鳴りいて

詩をショートショートにする試みです。

詩小説と呼ぶことにしました。

その詩小説をもとに詠んでくれたAI君の連作短歌も載せます。

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