また来てね、Bye Bye
原詩:また Bye Bye
いったい何をさがしてたの
いつでも行ったり来たり
また戻ってきたね
くれない色の愛が切り札
煙草のけむりにかくれて
また Bye Bye
いったい何をさがしてたの
いつでも同じ輪をまわり
また戻ってきたね
傷つくひまもなくさよなら
ビールの泡でとんでいく
また Bye Bye
いったい何をさがしてたの
いつでもうさぎの目をして
また戻ってきたね
君のワインに少しただよいぎみ
あたしの中で充電して
また Bye Bye
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詩小説: また来てね、Bye Bye
駅前の小さなバー「くれない」には、毎週金曜の夜になると、決まって同じ男が現れる。
煙草の煙に包まれながら、カウンターの端に座り、赤いワインを一杯だけ頼む。
そして、何も語らずに帰っていく。
「いったい何をさがしてるのかしら」
バーテンダーのミナは、毎回そう思いながら、彼のグラスを磨く。
彼はまるで、何かを確かめに来ているようだった。
それは愛か、記憶か、それともただの習慣か。
ある晩、彼は少しだけ口を開いた。
「この店、昔、彼女と来たんだ。彼女は…うさぎみたいな目をしてた」
ミナは静かに頷いた。
「ワインを飲むと、少しだけ漂ってるみたいな顔してた」
彼は笑った。「ただ酔ってるだけなんだけどね」
その夜、彼はワインを二杯頼んだ。
一杯は自分に、もう一杯は隣の空の席に。
「充電してるんだ、彼女の記憶を」
そう言って、グラスを見つめた。
ミナはそっと、ビールの泡が消えるように、彼の言葉を胸にしまった。
そして、彼が立ち上がると、いつものように言った。
「また来てね、Bye Bye」
彼は振り返って言った。
「ありがとう。また来るよ。今度は、きみの話を聞かせてくれないか」
ミナは微笑んだ。
「待ってるわ」
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わたしの詩小説をもとにAI君が詠んだ連作短歌です。
連作短歌:また来てね、Bye Bye
駅前の
赤き灯りに
くれないの
グラスを磨く
ミナのまなざし
煙草の
ゆらめく影に
沈むひと
愛か記憶か
習いのごとく
うさぎ目の
彼女を語る
その声に
漂う笑みは
酔いの仮面か
二つ置く
赤きワインの
ひとつには
空席に充つ
記憶のひかり
Bye Byeと
去りゆく背中
振り返り
「また来るよ」と
約す微笑み
詩をショートショートにする試みです。
詩小説と呼ぶことにしました。
その詩小説をもとに詠んでくれたAI君の連作短歌も載せます。




