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君の夢

作者: あゆゆずん

君が突然、言ったんだ


“私の夢は、先生“って


「子供達の笑顔が見たいんだ」って


優しく笑ってたんだ




ある時、君は言ったんだ


私の夢は”看護師“って


「誰かを助けたいんだ」って


真剣な目をしていたんだ




別の日、君は言ったんだ


私の夢は”アーティスト“って


「皆を優しく包みたい」って


無邪気に笑ってたんだ




夏の日、君が言ったんだ


私の夢は“料理人”って


「自分で作って、自分で食べる」って


目を輝かせてた




雪の日、君は言ったんだ


私の夢は“小説家”って


「現実を忘れさせてあげる」って


胸を張っていたんだ




急に君に聞かれたんだ


「あなたの夢は?」


僕には夢はないよ


そしたら君は言ったんだ


“私と一緒”


君はたくさんあるじゃないか



“貴方も私も、夢探し中”


君は僕に手を出して


探しに行こう、と誘ってくる


夢は簡単には見つからない、僕が言うと


君はこう、言い切った



“私たちは、青春のど真ん中”



“今なら自由に飛んでいける”



“このチャンス、二度とないよ”





“さあ、私たちの夢を探しに行こう”

読んでいただき、ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 感動したぁ やっぱあゆは詩上手いね!
[良い点] この詩は特に展開が好きです!!(♡А♡) 最初の色々な夢のところは定型的で、夢を聞かれるシーンで段々決まっていた型が崩れ、「君」が希望に満ち溢れた言葉を言う…!!みたいなw!(*´д`*)…
[一言] お久しぶりです〜。 夢見つかると良いですね!
2021/11/30 17:33 退会済み
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