―第一話『ボク』の私 ―
初めまして。
蒼井 透生と申します。
今回の
『ボク』と『私』/『私』と『ボク』
が初の小説となります。
至らない部分も多々あるとは思いますが、ご理解の上読んでくださると嬉しいです。
Twitter始めました。(@aoitoui_0613)
よろしければフォローお願いします。
DMやリプでのアドバイスもお待ちしております。
それでは始まります。
私が『男の子』として生きていた時の話をしよう。
きっと同じ境遇の人もいるだろうから。
小学生の時、従兄弟から服のお下がりを貰ってきていたこともあり、私は小学校までの間『ボク』だった。
何故かって?
それは生まれてからほぼずっと、男の子の服を着させられていたからさ。
女の子の服?
来ていたよ。けど、従兄弟の男の子服で慣れていたボクは可愛い服を着たがらなかった。
だって、嫌だったんだ。
《ボクはおとこのこだから》
そう思ってずっと生きてきたから。
小学校に上がる前にはもう自分を男の子だと思っていたという記憶がある。
だから、おままごと、お絵描き、とりあえず女子が好きそうな遊びは誘われたらやる程度だった。
だって、友人関係が壊れちゃうからね。
それに、私が『ボク』であることを隠しておきたかったからね。
そんな事より、ボクは鬼ごっこやサッカー、木登り、秘密基地作り、なりきりごっこが大好きだった。
だって、それが本当の『ボク』だから。
素直に『ボク』でいられた時間だったから。
読んで下さり、ありがとうございました。
作者学生の為、更新頻度は遅いとは思いますが、短い小説を少しずつ更新していけたらと思っております。
またお手に取って頂けると嬉しいです。
蒼井 透生