表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺らの異世界国づくり  作者: セカイver.2
序章〈セカイ〉
6/47

オクリモノ

久しぶりの投稿です。

「異世界に行くわ、俺。そこで国を作って人生をやり直す」

 もう決めたことだ。自らの意思で。

「ふぅーん。そう」

 素っ気なさすぎるセカイに俺は身体を起こす。

 セカイはカップラーメンをちゃぶ台で食べていた。

「そうそう、言い忘れてたけど君に行ってもらう世界は魔法のあるファンタジックな世界だから。どうでもいいことだけどね」

 本当に今更どうでもいい。決断した後に言うことじゃない。こいつと話しているとしょっちゅう腹がたつ。

 それじゃあと言ってセカイは立ち上がる。その瞬間、ちゃぶ台とカップラーメンが消えた。

「異世界に旅立つ君を祝福してこの『セカイ』からみっつの贈り物をしよう」

 セカイは何故かドヤ顔でこちらを見ていた。

「まずひと〜つ、君を不老不死にして差し上げよう。国を作るんだから時間と命はインフィニティにある方がいいだろう」

 異世界に行って不老不死とはなかなかいい待遇だ。とりあえず命の心配はなさそうだ。まさか贈り物をくれるとは全く期待してなかったから、初めてセカイに感謝した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ