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フォーブリッジの街へ  作者: 下田翔佑
プロローグ
1/10

第1話:大災害前

今日は、何時もより気持ちが高く自分のパソコンの前でまだかまだかとそわそわしている俺がいる。



なぜ、そわそわしていえば夜中の12時を過ぎるとエルダーテイルの新しい拡張パックが追加され上限のレベルが上がるらしい。



エルダーテイルとは、20年も続くMMORPGのネットゲームのことである。



とはいったものの俺ことユウマは、まだ、今の上限でも程遠い守護戦士の猫人族でレベル25だ。それに始めて1ヶ月を経った初心者だ。



その間の1ヶ月に仲間ができ、6人で1組のパーティーを組んでアキバ近くの狩場で行動をしていた。その仲間のうち2人は、俺と一緒にチュートリアルを経験した暗殺者の人間でレベル25のアリフと施療神官のエルフでレベル25のミーシャだ。この2人とはチュートリアルが終わったあとでも、3人で1組のパーティーを組んでアキバの近くの狩場で一緒に行動していた。



パーティーを組んで1週間が経つと、3人増えて今現在の6人で1組のパーティーの体制になった。その3人はなぜか俺たちがチュートリアルを受けたあとすぐにチュートリアルを受けたらしく理由が聞いた時、納得した。



実はこの3人にはある共通点があった。3人には上の兄弟か姉妹がいて先にエルダーテイルを始めていた。エルダーテイルを続けていくうちに実の兄と姉だったそうだ。こうした経緯で6人で1組のパーティーを組み続けている。



なお、3人の拡張パックの導入前の時点で、ユウマの妹で猫人族の暗殺者でレベル22のユーミン、アリフの弟で人間の付与術師でレベル22のビート、ミーシャの妹でエルフの盗剣士のナーシャである。



それからしばらくして、全員がリアルで地元が同じなのはわかっていたので『エルダーテイルだと、フォーブリッジの街か。1度行ってみたいなあ!』と俺がいうと全員が『行〜く!』となり、当分の目標はフォーブリッジの街を行こうとなった。しかし、とあるベテランプレイヤーに聞いたときに『今のままだと難しいなあ』といわれためアキバ近くの狩場でレベルを上げつつ各自の特技を最低1つ中伝しようと努力した結果が今のレベルである。



あとからわかったことだが、そのベテランプレイヤーが名の通った二つ名持ちの武士だったことに気がついたのはつい最近のことだ。



こうして、拡張パックが解禁した。

次回予告


パーティーを組んでいた人が突然○○○なったらどうなるだろうです。お楽しみに。

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