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とある話

罪と咎の剣

作者: 梅花希紀



 その剣は罪を切り、咎を生むとされる。

 所有者に絶大な力を与えるが、周囲の者に災いをもたらし、さらに所有者自身にも不幸を呼ぶという。

 人々は恐怖の念を込めて、その剣を「罪と咎の剣」と呼ぶ。




 ある時、その剣はとある男の手にあった。

 その男の国で圧制を敷く国王を殺し、革命を起こすためにその剣は振るわれた。

 結果として新たな王となったその男によって悪政が行われ、

 男は市民たちによって斬首刑に処された。




 ある時、その剣はとある旅人の手にあった。

 旅人が立ち寄った村から女たちを連れ去る魔物を退治するためにその剣は振るわれた。

 結果として女たちは救われ、旅人は満足して去って行ったが、

 旅人が去った村に魔物の群れが大挙して押し寄せ、村人全員が惨殺された。




 ある時、その剣はとある裁判官の手にあった。

 法では裁き切れない悪人たちを正義の元に断罪するためにその剣は振るわれた。

 結果として気に入らない人間を殺す殺人鬼が生まれた事に気づき、

 裁判官は自らその剣で命を絶った。




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― 新着の感想 ―
[良い点] 人を、裁くと、真実が勝ちますが、この、人の、裁きが、 たくさんの、命を、巻き込む大惨事に、なるのですね。 権力と、富の、為に、たくさんを、巻き込むなら、どうでしょうか?自分の、命だけで、被…
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