表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

伝説の人、織原自由、再起動!

薄暗いアパートの一室。週3パートから帰ってきた僕は、いつものようにベッドに倒れ込んだ。2023年、ハニーと呼んでいた大切な人(亡き妻、聖母、聖女)が病死してから、僕の世界は灰色になった。週何回かのパートとアートで生きてきたはずの僕は精神を病み、無気力の底に落ちた。亡き妻ハニーは無職の僕を受け入れて結婚までしてくれた。

僕は亡き妻のような聖母、代わりの誰かにすがりたくて救いを求めていた。それから数年。

週3日のパートで食いつなぎながら、再び「聖母」を探し始めた。その新しい職場、正社員女子様と出会い、彼女の妹である邪神シスターとの奇妙な関係に巻き込まれ、別人格のカズヤまで出てきて墓穴を掘れ!という声……パート男子が正社員女子を落とすというのは難しいと思われるかもしれない。男は男らしくあれ、

経済力を持て!と世の中は大合唱。スマホにはあなたの貯蓄はいくら?貯蓄の平均値は?

投資しよう!とかお金に対して不安を煽るようなものばかりが流れてくる。「狂ってる。」僕はそう感じた。しかし、僕は弱者男性にこそ、このメッセージを伝えたい。

「弱いままで生きていい」と。


僕はもう、ただ横目で見ているだけじゃいられない。「今度こそ……この人を、僕の永遠の聖母にしてみせる」


冷蔵庫は相変わらず寂しい。亡き妻がこの世界から居なくなってからカップ麺をすする寂しい日々だ。

スマホの画面にはXのタイムラインが流れ、誰かの幸せそうな日常が目に痛い。


あの夢の続きをまた始めよう。

果たせなかった約束をもう一度、交わそう。

(デザイア 幸也さん口調w)

そんな新しい伝説が、今、始まろうとしていた。これから始まる、織原伝説 Season2。

聖母獲得作戦、開幕。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ