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神の騎士を契りたい  作者: さばサンバ
じんせーぜつぼーへん!
26/36

第二十六話「もう戻れない」


「え…どうした…いき「まぁまぁ!いいじゃないですか!イザナギさんも味方に

になって欲しいと言ってましたよね!」


「あ…あぁ」

「そういえば!呪いってなんですか?

イザナミさん!」


困惑の顔をしているイザナミが口を開く

「えっとぉ…天使の扱う魔法の中には呪いってのがあって

魔法は自分に付与することを言うの

例えば自分の手から風を発生させるとか」

「なるほど!」


「…で呪いは相手に効果を付与する物なの

相手の体を癒す…でも一応呪いの類だよ

でも他人に魔法を付与することはイメージが難しいから

かなりの熟練者じゃないと出来ないよ…」

「勉強になりました!色々とありがとうございました!」


「うん…喜んでもらえて良かったよ」

不自然な笑顔をするイザナミ


「…とりあえず…僕は君を歓迎するよ

何かあったら下へ来てくれ」


そそくさと二人は部屋を出る

「はい!分かりました!」



「……」



なあ…君の手紙が呪いになってるんだよ…

顔も知らない声も知らない性格も知らない

名前もうろ覚えなんだ

だれなんだよ君は…

俺は…これから何をして生きていけばいいんだよ…





ごめんペルセポネ…だっけ…

君の願いは叶いそうにないかもしれない

もう俺は戻れない

あの三人の天使を殺すまで

俺は悪魔だろうが天使だろうがなってやる





「ゲート」が閉じる

もう戻れない



世界は再度混乱に陥るだろう

もう「運命」は決まってしまったのだ





ひとまず布団から起きよう…

下へ降りると

一階にある道場から

はぁはぁと息遣いが聞こえる


ちらりと覗くと

イザナギが一人訓練をしている

「…どうした?」

こちらに気付いていたのか。

なら話しは早い


「俺を鍛えてください」

復讐の目を見て

何を思ったかは分からないがイザナギは不気味に笑う

「死んでも知らないからな」

「そちらこそ」


イザナギはびゅんと手元の剣を投げると

ぐるんぐるんと剣が舞う


槍で剣を弾く

剣がイザナギの方へ戻る


「天逆鉾」

そう叫ぶと剣が変形し三つに増える

二つがこちらへ飛んでくる「くっそ…!」

避けても避けても追尾して、ジリ貧になるだけだ

「二叉の槍」

体を霹靂の如く一直線にイザナギの方へ向かう

二つの剣が戻り次は盾の様な形に変化した

衝突すると、城内がぐらぐらと揺れる「第二ラウンドの開始だなぁ!」

イザナギはハイになっているのか、息を獣のように荒げ興奮している

これは本当に死ぬぞ

「ちょっとまったー!」


道場の扉をバンと開きイザナミが大声で発する

「ふたりともしんじゃうでしょ!!」


イザナギは我に返ったのかこちらを見て申し訳なさそうに謝る

「あ…そうだな…悪かった…」


もう少し戦いを楽しみたかったのか

しょぼんとするイザナギ

「…またあとでしましょう…」

イザナギにしか聞こえない声で喋りかけると

ぱぁっとイザナギの目が輝く


「おぅ…!約束だからな…!」

なんだかこの人が可愛く見えてきたな

扉の前でしどろもどろしているイザナミにも声をかけてやろう


「あ!律くん!死んだら元も子もないでしょ!」

「えぇ…すみません…でも結構やれてませんでした?」


はぁと溜息をつくが、こちらの目を凝視すると

少し考える仕草をとったあと、口を開く


「…仕方ないなぁ…でも今以上に過激にはしないでね!

あとせめて木刀でー!」


そう言い残すと、イザナミはびゅんとどこかへ行ってしまった


「確かに危なかったな!ほらほら!訓練の続きだぞ!」

イザナギが近くにあった木刀をこちらへ投げつける

「怪我しても知りませんからね!」

木刀を構える

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