混沌に落とされた未来
「俺は、シャル。シャル・ボーラレイというものです。未来では機械剣士をしていました」
「きかい剣士? それで背中に剣を背負ってるのね。あたしは眼差愛、葉天望小学校に通う六年生よ」
きゃー、このかっこいい人、シャルって名前なんだッ。
きかい剣士ってなんだろ。あたし、よくわかんない。こわい職業じゃないよね。
だけど、顔も真剣だし、ほんとの話みたい。剣もほんものみたいだし。
あたし、切られたりしないよね、まさかッ。
「そうですか、愛さんですか。いい名前ですね」
シャルは優しい声で言うとニコリと笑った。
また、はじめて、いい名前だなんていわれちゃったぁッ。うれしいなぁッ。
「やめてよ、照れるじゃない」
あたしは顔が真っ赤だった。
蒸気がでてきそうな具合になってたよぉ。目玉焼き額で、できるかもぉッてぐらい。
続けてシャルは話を切り出した。
「エンジェルエッグは、地球のものじゃなく、異世界のもので、五個集めると、どんな願いごとでも叶えられるという夢物語みたいなアイテムなんです」
「へぇ、じゃあ、あたしをとびきりの美人にしてとかいったら、なれるんだ」
願いがかなうっていうから、あたしは無理なことをいってみたんだけど。
すがた変えるなんて、ぜったいに無理よ、ムリ。
だけど、なんか、叶う感じで優しい笑顔でシャルに返されたわッ。
「まぁ、理論上は可能ですね、そういうのも」
シャルの言葉にあたし、はしゃいじゃったぁ。
だって、せかいでいちばんかわいい人にもなれるってことじゃない。
うれしー。ありえないことができるっていいなぁ。
あたしなんて、かわいいだなんていわれないし、いつもこぶしふりあげてるもん。
ああ、ほんとならかなえてみたいわぁ。
☆☆
つづく。
更新していきます。
応援よろしくお願いします。
こんばんは。
また一時間後に更新します。
次が今日は最終です。
よければ明日もまた遊びに来てくださいね。
応援よろしくお願いします。
結構、愛ちゃんは、まっすぐで、女の子ぽいところがある子みたいですね。男勝りに強い一面もあって。
gw明日で皆さまも三日目でしょうか。
もし、何かに巻き込まれたりするのを少し回避するのならおうちでいるのもありかもしれませんね。
事故に遭う確率は低いですね。地震とかがなければって話になりますが。
愛ちゃんのケースも真上からタイムマシンが降ってきて、運動神経なければ、轢かれて死んでいた可能性大ですね。
タイムワープしてきたといってもシャルも無茶な出方のような気が(笑)
シャル自身はワープしてきて下に人がいるのまではわからなかったのかもですね。
またお会いしましょう。
それではまた。
願いが叶う魔法の球があれば、回復魔法を現代に作ってほしいですね。誰でも使えるような常時の魔法に(笑)腰痛肩こり吹っ飛んでいく、いいですね。