未来の魔導アイテム
「って、間に合わないじゃないの。岩の方がはやーい」
「愛っち、これだいや、あれだ、これでござるぅ」
「なに、自分のおなかに手を突っ込んでるのよ、それが、魔法袋? そんなことしてるひまないわよー、死んじゃう」
「あった。これを使うでござるぅ」
「なに、このグローブ!」
「それはパワーグローブといって、つけることで力が巨人のように強くなるでござる」
「ようし、それ貸しなさい」
「ハイでござるぅ」
猫忍キャトはすぐさま魔法袋から取り出したパワーグローブを愛にてわたした。
だが、こちらは生身。下敷きに合えば死んでしまうのは間違いなかった。
なにこの、バカでかいグローブ。
拳法のれんしゅーで使うグローブより大きいわ。
ようし、イチかバチか、死ぬよりましよ。やるっきゃない。
あたしはそう思いながら、パワーグローブをはいたわ。
「あたしの拳で粉砕して上げ……ていってもこわーい。下じきになっちゃう」
愛はグローブをはいたものの、両手をあげ、一目散に反対方向へ逃げていく。
釣られるように一緒に面々(めんめん)も走っていく。闘う気などゼロだ。
もう、ほんと、未来からきたっていうから頼りにしてたのに、こいつらったら、逃げてばっかり。やけくそよぉ、こうなったら。
「だいじょうぶでござるよ。魔導アイテムは魔力があれば使えるでござる」
「うそだったら、あとでしばくからね。ようし、みてなさい。あたしが大岩、食い止めてあげる」
そういい、キュキュキュと足にブレーキをかけて、愛は立ち止まった。
そして、両手を前に突き出した。
止まらないと、あたし死んじゃう。
お願い止まって。
「ええい、神様、大岩もちあがって」
ドカン!
一瞬だった。
☆☆
つづく。
更新していきます
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おつかれさまです。
こんばんは。
明日も更新します。
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毎日見てくださっている方には感謝しかありません。
ありがとうございます。
貴重な時間を割いてみてくださってありがとうございます。
どうなっていくのでしょう。
なんかすごいアイテム出てきましたね。
格闘技のグローブよりデカいという。
帰り道お気を付け下さいね。
読者様の健康と安全を祈っております。
gwが長い人はまだ今週の日曜まで休みでしょうか。
事故だけはお気を付け下さいね。
またお会いしましょう。
それではまた。
五月でこんなに暑いと夏本番はどうなるのでしょう。
考えただけでぞっとしますね。
海の事故、川の事故を防ぐいい方法はないものですかね。何か予防するいい対策のものはないのですかね。
自己責任としても、毎年のように同じことで事故が起きてるのはほんとなんとかしたいですね。
ああいう、まいなみたいなカードよりこういうところにどうにかできる方法を模索してほしいですね。亡くなる人がいないように。
また明日お会いしましょう。それでは。