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詩集

心がポキッと折れる音

作者: うさみち

 ――ポキッと心が折れるってよく言うけれど、それって本当の話だと思う。


 さすがにポキッて音は聞こえないけれど、


 ピシピシ……


 ピシピシ……


 って、ヒビが入ってくような感覚。


 感覚は脳で感じるもの。


 そんな話はわかってる。


 けど、そうじゃなくて、


 心が傷ついた時って、


 心臓付近にある、


 まぁるい心のたまごが、


 歪んだり、


 ヒビが入ったり、


 割れてパラパラと身体の中にこぼれ落ちたり。


 そういう感覚がするものなんだ。


 だから、


 だからね。


 せめて自分は人を傷つけないように、


 そうありたいなって、思うんだ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] とってもわかりますー( ;∀;) 心って、卵みたいにほんとに壊れるんですよね。 自分がつらい時に、周りを傷つけないように、優しく生きたいって思えるのはすごい事です。 私はつらい時は自分…
[一言] 心に鳴る音が聞こえる というのは分かります 心の器がいっぱいになって ヒビが入って割れてしまうような そんな音 戻る音は聞こえないのに
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