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幼馴染の短編

過ぎゆく時に焼肉を。

作者: 田中正義

短編です。

暑い日が続きますので気を付けて読んでください。

 それは休み中の夏期講習も終わり、太陽が帰宅の決意を鈍らせるジリジリとした暑い日のこと。



「どうしたんだ、さっきから難しい顔して」

「そんな顔してたかしら?」

「ここ、皺寄ってるぞ」


 物憂げに頬杖をつき、虚空を見つめるだけでもアンニュイな一枚を演出できる美貌の彼女。


 彼がその眉間にデコピンを一発ぶち込む。


 ともすれば同年代にしては近寄りがたさも感じさせる大人びた容姿の彼女だが、衝撃に呻き、顰めていた眉根の代わりに眉尻を吊り上げる様はどこかコミカルでもある。

 不意の暴力に、半分伏せた目でジロリと彼を睨まざるを得ない。

 涼しい顔の彼はどこ吹く風で、そのまま机に体重を預けてきた。何かあるなら聞くぞ、の仕草であることが彼女には分かっている。


「痛いんだけど」

「気のせいだ、力は込めてない。それで?」


 確かにどちらかと言えば驚きが勝っており、反射で答えたものの痛みはあまりない。

 だからこそ「痛くないだろう?」なのか「何かあったのか?」なのか、どちらの意味での「それで?」の問いなのか彼女には分かりかねる。

 しかし彼に少しずつでも気遣いをされていることすら、なんとなく、腹立たしい彼女であった。面倒臭い年頃である。


「なによ、『それで?』って」

「見るからに構ってちゃんか、ほっといてオーラ出しやがって。周りも扱い困ってんぞ」


 どうやら正しく心配の意味だったらしい。


「考え事してただけよ。ほら、帰るわよ」

「放課後30分も教室で座ってるだけの考え事ね……」

「別にいいじゃない、あなたに……」


 関係ない。聞かれたくない。聞いて欲しい。迷惑をかけたわけじゃない。声をかけてもらいたかった。

 いくつかの言葉が浮かんだが、どれも最後まで口には出さず、彼女は鞄を持って立ち上がる。


 彼が用もないのに彼女にわざわざ声をかけたのは、ホームルームが終わっても微動だにしない姿を何度も認めたからである。野暮用を済ませながら教室の前を通る度、クラスメイトから「どうするの?これ」と視線を向けられれば、放っておくのも忍びない。

 彼にどうすることもできない事情ならば捨て置くが、生憎と、この手の面倒はほとんど幼馴染の彼が回収するのが常だ。


 相変わらずのお節介甲斐性ぶりに、彼女は一瞬呆れたような表情を覗かせた。

 しかし零そうとした言葉を考えると、わざわざ迎えに来た彼に乗っかって帰宅というのは無難な選択肢だった。

 教室には未だチラホラとクラスメイトが残っている。少なくとも、誰かの目のあるところでして面白い話ではない。


 彼は肩を竦めると、彼女に先立って教室を出る。彼女も無言で三歩後ろに続き、昇降口を出る頃には肩を並べて歩く二人の姿があった。



 アレで付き合ってないのかと、クラスメイト達が白い目を窓から向けるまでがいつものことである。





「それで?」

「何よ」

「何の悩みだよ。聞かれたくないのか?」


 誰に、という主語は抜けている。

 だからこそ彼女自身から是非を促す、彼なりの配慮であった。


「教室が涼しかったから出なかっただけよ」

「嘘こけ。だったら夕方まで時間潰すだろう」


 カッと晴れた炎天下、ゆらゆら揺れるのは陽炎か、それとも暑さに負けた己の視界か。

 外に連れ出した彼自身すら、少しの後悔が汗と共に湧き上がっていた。

 気持ち程度に風が吹いても、蒸らしたアスファルトの熱を運ぶだけ。


 このままうだうだと根を詰めても、熱中症になりそうだ。


「ね、避難しましょ」

「悪くないな。マックでも寄るか?」

「お金かかるじゃない。その辺でいいわよ」


 先程のまでの様子はどこへやら、彼女の足の向き先は、いつもの通学路とは違う方。

 はてその先に何かあっただろうかと、彼もぽてぽて着いていくのであった。




「はー、すずしい」

「よくこんなとこ知ってたな」


 辿り着いたのは、いつも通る道から大通り一本分逸れた大きな橋の下。

 コンクリートで固められた橋の袂は、日陰になって水上の涼を運ぶ風が気持ちいい。

 向こうの広い河川敷では、遠くで少年たちが野球に勤しんでいた。

 人通りもなければそこまで車通りも多くない半端な田舎の、排気ガスのもやもやする熱気も、人混みの煩わしい活気も届かない、静かな河岸。


「ユキの家、向こうだから」

「そうか」


 なんとなく、川縁に腰掛けたままブラブラと足を揺らす二人。

 見渡して止まれそうな木もないが、どこからかミンミンと蝉の声がせせらぎに紛れている。


「で、話せるのか?」

「……そんなに知りたい?」

「別に」

「なによっ!」


 わざとらしく溜息を吐く彼女。心配してくれていたのではないかと、少しだけ、憤慨した。

 デリカシーがあるようで何も考えない男だったと、いっそ自分の甘い考えを省みる彼女だった。

 横目に彼を覗き見ても、いつも通り何を考えているか分からない顔で川面を眺めている。


「中身なんてどうでもいいが。お前が沈んでりゃ声もかけるさ」


 後に回す方が面倒だから、とは続けない彼。そういうところだ。

 チョロい彼女はその言葉に気をよくするが、しかし考えればこの掴み所のない男、悩みの原因そのものである。


「なら最後まで面倒みなさいよ」

「そのつもりだ。どうせ俺にも言えなきゃ誰に言うんだよ。嫌なら黙ってればいい」


 その言葉に閉口する彼女。確かに彼女はモテるし友達も彼よりは多い。が、彼女のあまりの美少女ぶりに、男子は勿論女子でさえ畏敬の目を向ける者は少なくない。

 ぶっちゃけ、胸の内を開かせる幼馴染の彼以上の存在など、母親か、彼の母親くらいだ。

 結局当事者に物申すより仕方ないかと、彼女は腹を括るのだった。


「言う、言うわ。覚悟なさい」

「俺が覚悟決めなきゃいけないようなことなら言わなくてもいいぞ」

「耳の穴かっぽじって」

「んな台詞を艶っぽく囁くなよ」


 仕方ない風を装いながら、彼女に向き直る彼。どんなポーズをしても、彼女の悩みを健気に聞こうとする姿勢には違いない。何だかんだ言って、彼も彼女に対しては甘いのだ。こんな男の言動一つに振り回される自分と安上がりにも嬉しくなっている自分に、嫌気がさす彼女であった。


「誕生日じゃない、そろそろ」


 その言葉に彼の頭には一瞬疑問符が浮かぶが、すぐに何を指すのか思い至る。


「俺の?」

「あなたの」

「それが?」


 また大きく溜息を吐く彼女。


「去年、私たちって何をやり取りしたかしら」

「お前からは手作りのケーキだったか。俺からはハーブティーのセットだったか」

「その前は?」

「お前からはキーホルダー、こっちは確か、ぬいぐるみか」


 そうそうと頷く彼女。


「なんか、あなたの方が少し良さそうな物を返してくるのが気に食わない」

「んなアホな」


 贈り物に質も何も気にするなよと慰めようとは思っても、夏生まれの彼が先にプレゼントを受け取って、そこから冬生まれの彼女に何を渡そうか考えているのは事実だ。


「それで、今年はどうしようって考えてた訳か」

「そう。人に聞いても仕方ないじゃない」

「仕方なくはなくないか?」

「また『幼馴染なのにプレゼント交換してるの!?』って言われるわよ」

「別に祝う気持ちは普通だと思うんだがなぁ」

「あなた、何が欲しいの」

「お前みたいに可愛い彼女」

「冗談。そんなの出来たら、私が誕生日プレゼント貰えなくなるじゃない」

「お前、俺を祝う気より自分が悦る方に寄ってないか?」

「だから真剣なのよ」


 いっそ清々しいまでの自分本位。


 彼女だってそれとなく友人に相談する機会はあっても、まず性別で躓くのだ。

 男かと聞かれれば、イエス。その時点で恋愛脳に染まる高校生からは恋人向けのアドバイスしか出て来なくなる。

 幼馴染だと弁明しても、いや知らんがな早よ付き合えと詰られる。

 彼女的にはもう少しこう、プラトニックな感じでいたいのだ。告白する勇気がないわけじゃない。タイミングがないだけ。私悪くない。男らしく告白してこい。

 胸の内を満たすのは清々しいまでの言い訳である。


 だから少しでも彼から行動があるよう、彼の心が動くよう、良いところを見せたいと悩んでいるのだ。

 具体的には、後出しの彼より自分がセンスのある物を渡せば良い女感が出るだろう、という浅ましい考えだ。


 しかしどうにも彼が欲しいものというのがピンと来ない。元来物欲の少ない彼。最早聞いた方が早いと開き直った彼女である。


「カブトムシでいいかしら?」

「10年前だったら喜んでたろうな」

「最近のあなた、何にハマったとか、趣味もロクにないじゃない。いっつも私の買い物とか付き合ってばかりで。分かり辛いのよ」

「もしかして俺は、誕生日プレゼントをもらうために文句を言われてるのか?」

「で、何が良いのよ。何かしたい、でもいいわよ?」


 都合の悪い部分は、スルー。ズルい女だと彼も呆れるが、蝶のように移り気な彼女が、好みの物に囲まれて幸せそうにしてるのを見るのが彼の趣味と言えるかも知れない。

 だがそんなこと、素直なままに言えるだろうか。いや、先程さらりと言葉にしているが、川の水と一緒に流れてしまっていた。


 なんだか彼の方が気疲れから溜息を吐きたくなる気分であった。

 夏というのは、些細なことでもエネルギーを奪われる。

 ああ向こうで野球に興じる少年たちは元気だな、と、しかしそこでふと思い付く。


「焼肉」

「やきにく?」

「焼肉行きたい」

「なんで?」

「エネルギーチャージ。考えてみればお前と行ったことないだろ。打ち上げに行くような所属もなければ、機会もないし」

「それはそう、だけど」


 何となく気乗りしなそうな彼女の様子。


「別に奢れって訳じゃない。もし行くなら、たまには良いかもなって話」


 誕生日の贈り物ではないが、記念といえば鉄板だろう。どちらかといえば鉄板というより金網なのだが。


「そうじゃなくて。焼肉?二人で?」

「別に誰か誘ってもいいが」

「そういう意味じゃない」


 ならば何が彼女をそんなに困り顔にしてるのだろうかと、彼には分からない。


「あんまり拘るなよ。祝ってくれるって思い出だけでも充分だ」


 もし彼女が自分のチョイスで彼を感心させたいと考えているならば、そうじゃなくてもいいと彼は否定する。

 特別な時に、ちょっと特別な場所で、特別な相手と時間を過ごすことは、計りきれない価値がある。物だけが全てじゃないのだ。

 言葉にするにはクサい台詞に蓋をして、未だ悩む彼女に優しい目を向ける彼。


 しかし彼女が気にしているのは、この真夏に焼肉なんて食べて汗だくで匂いも染みるし腹肉もつく、女の子らしさの欠片もアピールできない点だ。

 学生の味方食べ放題で菓子だけ食ってられるような女ではない。

 いくら美少女でも、食べるものは食べる。そりゃ男子よりは少食だろうが、食べる。


「……あなたは私が豚のように太っても幼馴染でいてくれる?」

「胸にすら肉のつかない奴が何言ってんだ」

「ブツわよ」

「叩いた後に言うなよ」


 気を付けなければ、危うく川に落ちるところだ。流石に制服でダイブするには、躊躇する。

 しかし彼女の言葉で、彼も何となく間違った目星がつくのだった。


「もしかしてダイエット中か?なら、別のにするが」

「気付いても言葉にしないで。してないけど。違うから」

「焼肉嫌いだったか?」

「お肉嫌いな人なら苦手だろうけど」

「肉、好きだもんな。尚更分からん」


 言うべきか言わざるべきか。彼女だっていっぱしの淑女であるからして、まさか自分がかわい子ぶるために焼肉に行きたくないなんて言葉にするのも憚れる。タチが悪いのは、焼肉自体は好きなことだ。


「……いっぱい食べる女子って、どう?」


 選んだのは、ややギリギリの、気心知れた仲だから理解してくれるだろうと吐ける言葉だった。

 この言葉だけでも、思わせぶりだと思われるかも知れない。しかし彼の希望が焼肉ならば、彼女の都合で応えない理由を作るのも、望まない。

 ただでさえ暑いのに、彼女は顔から火が出る想いであった。

 そして彼女に関しては察しのいい彼は、当然その言葉尻を逃すようなミスはしない。


「あー、あー、そういうことか。面倒くさいなぁ、お前」

「あつくなってきたかしら。川の中は涼しそうね」

「押すのやめろ。もしかしてお前、あんまりガッツリ系のラーメンとかも行かなかったが、イメージ気にしてた?」

「聞くの?それ、私に言わせる気?」

「だってお前、流石になぁ」


 カラカラと笑う彼。彼女からしてみれば恥を忍んだ妥協点、笑われる謂れはない、はずだ。

 彼が笑うのはいつも強気な彼女がどうにもいじらしいから、たまらず好意的な感情を抑えられなかっただけである。


「まず、お前は気にするほど女子力高くないよ」


 彼女はなんだこの野郎と食ってかかるところだったが、確かに彼の方が料理ができたり、物事の機微に敏感だったりする。

 彼がちょいちょいと指さす彼女のスカートは、少し捲れていた。彼女は無言で彼を殴った。


「二つ目、俺がお前の外面なんか今更気にしてるか?」


 彼女は外では猫を上手に飼っている。見た目通りお淑やかに振る舞うし、乱暴な言葉は使わない。素の自分を晒せるのは、取り繕う前からの付き合いの彼の下だけである。

 そして傍目があっても雰囲気はクールな彼女にデコピンをブチかますような彼である。


「最後に、さっきの質問だが」


 言って、彼は彼女の脇腹を指で突いた。ふに、と薄いブラウス越しに柔らかい感触が返る。

 彼女は一瞬思考を停止させた。

 涼風に頰を撫でられて再起動し、彼を殴った。グーで強めに殴った。


「お前がどんだけ食べても豚になっても、幼馴染以外の関係になるルートは一つだけだな」

「ちょっと懸念あるじゃない」

「とにかく、お前の女子力やら清濁全部ひっくるめて俺はお前と焼肉に行ってみたいんだが、どうだ?」

「待って、豚みたいになったらどうなるのよ」


 じりじりと背中を押して彼を水の方へと押しやる彼女だが、実は背水の陣に立っているのは自分だということには気が付いていない。

 背中ばかりを、リスクばかりを気にした彼女は彼がニヤリと笑うのを見逃していた。必死な彼女が愛らしく、それが彼の笑みを深くさせる。


「決まってるだろ。太らせるからには責任取らないとな」

「そうよ」


 そこで彼女はパッと顔をあげ、やっと彼の視線を受け止めた。

 ぴゅうと吹いた風が彼女のごちゃごちゃになっていた思考に隙間を空けたが、あまりに真っ白になりすぎて、彼女は言葉を失った。


「なんて?」

「太っても、俺の方が女子力高くても、最後に俺が責任取れば変わらないだろう」

「聞き捨てならない言葉が入ってなかった?」

「お前の方が女子力高いって?馬鹿言うなよ」

「そこじゃないわよ!そこもだけど!だから、責任取るっ……って」


 言葉にしながら、意味を噛み締め、徐々に語勢を失う彼女。

 対する彼は、やっと彼女が正しく言葉を読み取ったことにご満悦だ。彼は川に向けて背中から圧をかけ続けていた彼女の腕を退け、代わりに細い手首をしっかりと掴む。

 目を白黒させている彼女はそんなことに反応する余裕もなく、ただでさえ暑さに紅潮していた顔をより真っ赤に染め上げるのだった。

 掴まれた手首は熱く、じっとりと汗をかく。しかし不思議と振り払う気は起きない。

 パクパクと開閉する唇に、そういえば夏祭りの金魚掬いの屋台でこんな金魚いたな、と彼は一人ごちる。


「そもそも誕生日に二人で焼肉行こうとしてる時点で、やっぱり男女の幼馴染としては距離感間違えてると思うぞ」

「ほら、やっぱりおかしいんじゃない!?」

「だから幼馴染じゃなく、より相応しい関係として焼肉行きたいって話だ。別にお行儀よくて美しいお人形とじゃなくて、他でもない可愛いお前と美味いもんでも食べに行きたいんだよ」


 あれー?と、彼女の中に疑問が生まれる。


 彼へのプレゼントを選んでいたつもりが、なぜか焼肉に行くことになって、今はこれまでの関係が崩れかねない話をされていた。

 自分が優位に立ちたかっただけなのに、どうしてこうなった。

 しかも悲しいかな、望んだ対等な関係がゴールになっているではないか。


 彼女の頭の中は疑問符でいっぱいで、それが顕著に表情に現れるものだから、彼も思わず吹き出さずにいられない。


「あまり難しく考えるなよ。答えるのはたった一つ。焼肉、行くか?」


 それはつまり、幼馴染としてではなく。


 まぁ元々、彼女としては彼の求めに応じた贈り物をしたいと思っていたわけで。それが願ってもない形で訪れただけ。


「いく」

「良かった。これまでで最高の誕生日になりそうだ」




 この時のことを思い出して何だかんだ腹が立った恋人に、しこたま食べさせられて苦しんだ果報者の話は、また別の機会に。

他にも幼馴染の話、あります。見てね。

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