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I'll let you spell over the best to you. I finally. So, do not cry

「紗陽、私達っていつまで一緒にいられるの?」


「優花と私の気持ちが繋がってる間ずっと」


「繋がるって?」


「例えば、今めちゃくちゃキスしたかったり。お互いが好きならいつまでも一緒にいられる。少なくとも私はそう思うよ?」


いつもより真面目な紗陽が不思議だ。


「大丈夫、私は紗陽の事ずっと好きだから」


「そっか、私は優花といられれば何でもいいや」


「じゃあ、ずっと一緒にいてね?」


「・・・」


「ねぇ、私達付き合ってんの?」


「付き合ってない」


「何で?」


「別れが怖いから」


「そっか」


私は、あふれる涙をほったらかした。


「ゴメンね?優花。私がまだ弱いから」


いつもの紗陽に戻って欲しい。


「そうだ、明日優花の誕生日だよね?プレゼント何がいい?」


「プレゼントじゃなくて願い事がいい」


「私に叶えられる範囲なら」


「わかった。私の前から消えないで」


分かってた、うん、分かってたよ。


この時、紗陽がうん、て言えない理由。


「紗陽、大好きだよ」


「私も」


「ずっと一緒にいたいな」


「そっか」


「ねぇ、紗陽」


「うん」


「紗陽?」


「・・・何?」


「私さ、夢、見つけたよ?」


「そっか」


「絶対、叶えるよ?」


「うん」


「叶えるから、そばにいて」


「大丈夫、I'll let you spell over the best to you. I finally. So, do not cry」


紗陽は、息を引き取った。


ありがとう。紗陽。


君に最高のおまじないかけてあげるよ。最後にね。だから、泣かないで。


か、紗陽は、馬鹿な振りをしてただけじゃんか。



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